2024年3月8日金曜日

MAXWIN AlienRider M2PRO VANLINKS

VANLINKS株式会社(本社:東京都新宿区)は、クラウドファンディング大手Makuakeにて「バイク専用マルチスマートモニター」の先行予約販売を2月29日(木)より開始した。

MAXWINからも発売
同様の製品はMAXWINからも販売される。販売価格はフルセットで99000円
前後カメラのみのベーシックモデル等も販売する
コントロールスイッチ付属
MAXWIN M2PRO タイヤ空気圧センサー 前後2カメラ:¥82,500 税込 amazon
コントロールスイッチ付属

空気圧センサー、レーダーユニット等も単品で発売されるので、予算の都合や必要な機能に絞った構成で組む事も出来る。




Alieexpressでは既に発売中
中国:Alieexpressでは、3月15日時点で既に販売されており、価格はフルセットで50,830円+送料3,036円となっている。
当然だが、中身が同じでも日本の技適等の認証シールは無い

製品素性
このモデルは、「Apple CarPlayまたはAndroid Autoによるスマートフォンとのワイヤレス連携」「高解像度のドライブレコーダー」「タイヤ空気圧監視システム」といった、定番の機能の他に「77GHzミリ波レーダーによる安全走行支援システム」という後方から接近する物体の検知が可能な機能を装備しているのが特徴。
特徴
最大のポイントは77GHzミリ波レーダーによる物体検出が可能なことで、後方55メートルまで、同時に検出できる物体の数は最大32個で速度や距離を高精度で検出できるという物。
これにより高精度の死角検出(BSD)、並列補助アプローチ早期警報(LCA)、後突警報機能(RCW)の機能が可能となった。

知っておくべき事
VANLINKS及びMAXWINの現在の販売価格が99,000円と強気の設定をしているが、アメリカでの価格は500ドルを切っている事、Alieexpressでは一時、4万9千967円と5万円を切っていた事から、日本での販売価格は5~6万円台が妥当だろうが、バイク人口が減少の一途を続ける日本では見込める販売台数が年間数百台と言ったところなので日本の技適を受ける為のコストアップでこんな価格になってしまう。

この価格設定から機能も完全装備と思ってしまうが、意外な事にGPSが非搭載の為、位置情報、車速、方位と言った情報を得るにはスマートフォンが必須で、Apple CarPlayまたはAndroid Autoによるスーマトフォンとのワイヤレス接続機能を除くと、ドライブレコーダー、レーダー、タイヤ空気圧の3種類の機能しか搭載いていない事からスマートフォンに極端に依存した内容となっており、単体だけではGPSを利用したHUD的な画面等は存在せず、ただメニュー項目が並んでいるだけの味気ないホーム画面又はドライブレコーダーのカメラ映像にレーダーの接近警報、タイヤ空気圧の数値が表示されるだけとなるので、価格の割りに製品の訴求力に乏しい。

モニター側にGPSが無くても実使用では影響がないのだが、GPSを利用したHUD的な画面が有ると無いとでは、初めてスマートモニターを使う場合に与える感動が大きく違う。
SFやアニメの様な未来的画面が実働する現実として目の前にある感動が得られないのは残念な点だろう

本体のホーム画面
本製品の胆は77GHzミリ波レーダーによるブラインドスポットモニター(BSM)にあり、それ以外はGPS非搭載など他の製品より機能搭載数は劣り、BSM機能が本体のような製品である。

売りとなっているミリ波レーダーによる物体検出は、同時に検出できる物体の数は最大32個で速度や距離を高精度で検出できるとしているが、その機能を利用したアプリケーションなどは搭載されておらず、物体が接近した時に画面に淡々とアラートが表示されるだけで、せっかくの装備がアラートだけしか生かされていないのも残念な点だ。

まだ発売されていない事と、アップデートも可能な事からGPS関連以外は改善される可能性に期待したい

信頼性
気になる信頼性についてだが、VANLINKSが販売する物はMRAによる工事設計認証を受けており日本の技適も認証されている。

一方、MAXWINが販売する物はTELEC認証となっている。
TELEC認証とは、無線設備の認証・試験機関であるTELEC財団法人「テレコムエンジニアリングセンター」の略称で、総務大臣から指定証明機関としての指定を受け「電波法に基づいた基準認証制度」に基づいた技術基準適合証明を行っている。
MAXWINが販売する物は、このTELECで技術基準適合証明を受けているが、VANLINKS
物は工事設計認証と言う違いがある(審査料も一桁跳ね上がる)。
違いは、技術基準適合証明では、完成品を1台ずつ電波法の技術基準に適合しているかどうか審査・試験するのに対し、工事設計認証では無線設備の設計や製造段階などにおける品質管理等が電波法の技術基準に適合しているかどうか審査・試験を行い、以降生産される同一製品に際して永続的に電波法認証が与えられる。
どちらの技適を受けるかは、どれくらい生産(販売)するかで判断する事になるが、一般的に少数の製造(販売)を見込んでいるなら技術基準適合証明、大量に生産(販売)するなら工事設計認証が選ばれる。

TELEC認証の技術基準適合証明の参考料金(5GHz 帯小電力データ通信システム)の一部を例として挙げる。
申込の基本料(新規)36,000円
1台目の試験手数料 38,000円
2台目以降の試験手数料 28,000円
1台あたりの試験結果審査手数料 3,400円
10万円近くの販売価格になるのも納得のコストが掛かるのがお判りいただけただろうか?
自動車向けの様に年間数千台規模で販売が見込めるのなら工事設計認証で試験コスト分の上乗せをゼロに近づけられるが、日本ではバイクの需要は下がる一方で、見込める需要は年間数百台規模が精一杯という訳で試験コスト分は上乗せざるを得ないのある(涙)。

VANLINKSが採用している工事設計認証を受けるには、生産工場の品質管理体制の情報も必要になる為、ISO9001の提出または認証機関が用意するフォーマットを準備する必要がある事から一定の品質が担保される

設計、生産中国: Shenzhen ATS Electronics Technology Co., Ltd. 
プロダクトネーム:Motorcycle riding system  
モデル型番:M2A又は,M2PRO 
販売ブランドネーム:AlienRider

電気通信適合性評価手続
FCC Identifier: 2BEJUM2
 申請人の署名:Zhishun Zhang
 認証機関名:LGAI Technological Center, S.A. (APPLUS)
 承認日:2024年2月6日
 相互承認協定(MRA)により以下の日本における技術基準適合証明が承認される:
 総務省 技術基準適合承認番号220-JP7044
 承認日:令和6年2月6日
  第2条第19号に規定する特定無線設備(2GHz)
  第2条第19号の3に規定する特定無線設備(5GHz)本機の電波型式,周波数はW56
DFSは日、欧、米 でW56は義務化されているので認可された時点でクリアしている。
屋内においてのみ利用可能な場合は、屋内においてのみ可能である旨の表示が記載される。

https://giteki.lang-ship.com/220-JP7044

製品仕様

サイズモニター本体(W)154mm×(D)26mm×(H)82mm (突起物除く)
画面6.1インチフルカラーIPS液晶(解像度:1440×720p、輝度:1000nits 代表値)
重量モニター本体約390g
配線電源ハーネス約300cm
コントロールスイッチ約150cm
フロントカメラ約200cm
リアカメラ約350cm
レーダーユニット約350cm
防塵・防水性能IP67相当(本体・フロントカメラ・リアカメラ・コントロールスイッチ
・タイヤ空気圧センサー・レーダーユニット)
BluetoothVer.4.0
Wi-Fi2.4Ghz/5.6Ghz(DFS)
動作電圧DC12V
動作温度-10℃~+60℃
保存温度-20℃~+60℃
記録媒体microSDカード(別売) ※32GB~256GB対応 UHSスピードクラス3以上
カメライメージセンサーSONY 2.0M IMX307 CMOSセンサー STARVIS技術搭載
解像度FullHD(1920×1080)/HD(1280×720) ※フロントカメラ/リヤカメラ共通設定
レンズ画角対角120°
F値F.NO≧1.8
画像補正HDR
フレームレート27.5fps ※LED信号機が消灯状態で記録されないように調整済み
記録方式常時録画/イベント記録/手動録画
常時録画時間(1ファイルあたり)1分間/3分間/5分間
音声記録○(オン/オフ可)
ファイル方式動画:TS/静止画:JPG
記録映像再生方法○本体液晶
○スマートフォン専用アプリ
システム要件Carplay:iPhone8/iOS13以降
Android auto:Android11以降




競合製品
VANLINKSのバイク専用マルチスマートモニター ※以降、製品名が長いのでM2PROと表記
と、技適認証を受けている製品で競合する製品は、タナックスの AIO-5 Lite や、カエディアの KDR-D21 がある。

M2PROAIO-5 Lite 
どちらのモデルも高価格な割りに意外な機能が付いていないという欠点がある。
まず、先行するAIO-5 Liteだが、8万円台と高価でありながら空気圧センサーが別売りなのが痛い。
本体上部にはボタンによる操作が出来るホットキーが付いているが走行中の操作は安全上好ましくないので基本的に停車時のみ利用する事になってしまい使い勝手は良くないのだが、これまたオプションでワイヤレスリモコンによる手元操作も可能となる。
空気圧センサーとリモコンを追加すると総額10万越えと言う事でかなり高額になってしまう

amazon TANAX SRS-001 スマートライドモニターAIO-5Lite

対して、M2PROではドライブ状況表示には有益な情報を提供できるGPSが搭載されていないというこの手の製品としては首をかしげたくなる仕様で、せめてオプションでもいいから追加できればいいのだが追加も出来ないのは残念だ。
本体にはボタンやスイッチは装備されていない代わりに有線のリモコンが付属するので実質ホットキーが付いているのと変わらず、配線と言う負の部分があるものの手元で操作が可能で、電池の心配がなく信頼性が高い。
その他、詳細なスペック表が無いことから、キャパシタの有無、内蔵スピーカーの有無等がはっきりしていない等、使ってみるまで判らない不安点も多い。

KDR-D21 
BSD(後方検知機能)こそ無いものの、価格面で圧倒するのはカエディアの KDR-D21 
BSD後方視覚監視システム(映像認識)はオプション予定※ミラー一体型BSD警告灯を企画中
M2PROは、この記事の作成時点では販売されていないのでスペックでしか比較できないが、KDR-D21の機能自体は性能はともかくオプション予定も含めるとM2PROAIO-5 Liteと遜色がない、グローブをしたままのタッチ操作が困難な事、直射日光下の視認性の悪さ、液晶が4.5インチと小さく多少見難い事を考慮しても価格を考えれば納得できる物だろう。
amazon Kaedear KDR-D21 スマートレコードディスプレイ

オプションを含めた状態で3機種を単純に比較すると、AIO-5 Lite のコストパフォーマンスが悪すぎて真っ先に選択肢から消えるが、購入後のサポートや安心感ではタナックスが販売しているAIO-5 Lite か、カエディアのKDR-D21 が最もお勧めできる事は確かである。

特にカエディアのKDR-D21の価格が44000円に対してVANLINKSのM2PROは予価99000円と価格差は倍以上もあり(VANLINKS以外だと輸入で5~6万円台)、後方監視機能が無い事以外は機能的に遜色がない事を考えればバーゲンプライスのような物で、更に加えると技術基準適合承認を自社で行っている事から、製品にも精通しているとみられ、予算的に厳しい場合はサポート能力も期待できるKDR-D21が多少の使い難さがあっても価格で納得できてしまうので、購入予算が限られるのであれば2024年3月の現状では選択肢はKDR-D21しかない

M2PROは、初物だけに価格よりも製品/企業共に実績がない事が最大の問題で、予約して購入する場合、お金をドブに捨てる覚悟が必要だろう。
VANLINKSMAXWINのどちらかを選ぶかと言えば、サポート体制はどっちも不安だが、バイク・カー用品で長い販売実績がありユーザー登録で1年保証に更に1年の延長保証があるMAXWINが販売体制も充実していて安心だろう。


NikoMaku のSM-1、SM-2(製造:Dongguan Xiangxing Network Co., Ltd.)
KDR-D21よりも、技適認証を受けていながら、空気圧センサーは別売り(販売している様子はないが)の安価な「NikoMakuSM-1シリーズ(ASIN: B0CCVNR563)又はSM-2があるが、この製品は技適認証の特定無線設備の種別が「5.2, 5.3GHz帯小電力データ通信システム」と、ここまではいいのだが、使用する電波の周波数が、5.2, 5.3GHz帯で5.6GHz帯は含まれておらず、屋外での利用には自動車内でのみ利用に限定される為、候補にすら入らない。

総務省資料

販売、購入するのは何ら問題ないが、NikoMaku SM-1等バイクで使用すると法律自警団の格好の餌食となってしまう場合があるので、この製品を搭載した車両を屋外で撮影してyuotubeやSNS等で発信するのは避けるのが賢明だ。

また、将来的に5.2GHz帯の屋外利用等の台数が増加し、衛星システムへの影響のおそれがある場合は、新規の屋外利用等の登録の受付停止や、既に屋外利用等を運用されている機器に対し運用を制限する可能性があると、電波法第76条の2の2で定めてあるので注意が必要だろう。
5.2GHz帯では野外でのテザリングも不可

NikoMaku SM-1と同じ製品で技適認証を受けていない製品が更に安価で多数Amazon等で販売されているが、コピー品でもなんでもなくOEM品なので全く同じである。
価格差は組み合わせるカメラや空気圧センサーの有無によるもの。
特にカメラに関しては外観からは見分けがつかない事からソニー製と謳いながら実はノーブランドだったりする場合もあるので安心して買えたものではない。

市場で売られている2万~3万円台の安価な製品は上記の様に自動車用の5.2, 5.3GHz帯の製品をそのまま転用する事によって低価格を実現しているからで、バイクの様に屋外で利用するには日欧米ともに5.6GHz帯(W56)DFSの搭載が必須となり、更に技適認証も必要となるとこれらだけでもかなりのコストアップになるのは避けられないのだ。

製品品質
どのメーカーの製品であろうと国際的な電気通信適合性評価手続が出来る程の企業であれば、品質の心配は無用である。
自社の発展と言う明確な意思を持って動いているので、設計思想や諸事情による妥協などで欠点や不具合が出る事はあっても、粗悪な製品は作らない。
問題となるのは輸入品である為、販売する側のサポート体制と能力だろう。


スマートモニターを導入する際の問題点
まず、利用するスマートフォンが iPhone か android で使用感が大きく異なる事に注意。

iPhone の場合、スマートモニターとの接続は2.4GHzを利用するが、android ではAndroid 11 以降は5GHzを使用すると言う違いがあり、問題なのはAndroid 11 以降の「スマートモニターとの接続には5GHzを使用する仕様」だ。
5.6GHz帯にはDFSが搭載されている為に電波干渉を起こす気象レーダーなどがないかを最低でも1分間確認し、電波干渉を起こさないチャンネルを使って接続するという儀式があるので、スマートモニターとの接続には最低でも1分は必要となる。

スマートモニターと一度接続してしまえば、以降そのまま継続され続けるかと思うかもしれないが、そうは問屋が卸さない。
使用中でも電波の干渉を検知すると、通信を自動的に停止して、他の干渉を与えないチャネルに変更する為、1分以上通信が途切れる事になるので特にナビを利用する場合は場所とタイミングによってはスマートモニターが役に立たないと言う欠点がある。
また、機種によっては通信が途切れてしまうと自動で復帰する事ができないモデルがあったりといった、スマートモニターとの相性問題というandroid端末ならではの問題もあるので悩ましいところだ。
特に日本のNTTドコモ、au、ソフトバンクと言った大手キャリアが販売するandroidスーマートフォンでは独自にカスタムされている場合が殆どで、まともに認識すらしないものもあり、スマートモニターとの相性はあまりよろしくない。

このDFS問題を回避する為に、 利用するスマートフォンにはiPhoneがお勧めとされる。
ただし、android でも機種によっては5GHzをオフにして2.4GHzで通信してもスマートモニターと接続が可能な場合もあるようだが条件が不確定すぎて話にならない。

youtuberにスマートモニターを提供し、プロモーションも兼ねるレビュー動画等では、android でも接続が速いと言った場合、提供されたスマートモニターのDFSがオフになっている事も考えられるので、提供レビューを鵜吞みにするのは禁物だ。

実使用においては、スマートフォン上では動作するアプリの機能がスマートモニター上では反映されないと言った制限もアプリによっては存在し、スマートフォンを完全に反映出来る訳ではない事も注意が必要だ

最後に意外と致命的なのがスマートフォンの充電問題だ。
スマートフォンをスマートモニターでナビゲーションとして利用する場合、地図アプリ/Bluetooth/Wi-Fi/GPS/データ通信とフル稼働状態になるので発熱もさることながらバッテリー消費も半端ない事になるのでモバイルバッテリーを携帯するか、スマートフォンをタンクバック等か、バイクの適当なところにスマートフォンを固定して車両から給電するという本末転倒な選択を迫られるだろう。

ナビゲーションに依存しているような走行をしている場合、スマートモニターを使うと余計面倒な事になるのでナビゲーションが手放せないなら購入はよく考える必要がある。

スマートモニターのセールスポイントとして挙げられるスマートフォンの画面表示だが、実際は機能制限や充電問題のおかげで単なる付加機能に過ぎず、がっかりするかもしれない。
安全を支援する数々の装備を一つに纏められる事が唯一のメリットで、それが如何に洗練されて搭載されているかが購入の決め手となる製品だろう。


2024年3月7日木曜日

AlienRider Motorcycle riding system M2 PRO 技術基準適合証明

 VANLINKS株式会社(本社:東京都新宿区)が発売するAlienRider Motorcycle riding system M2 PRO はMRAによる工事設計認証技術基準適合証明となっている。

VANLINKS株式会社 AlienRider Motorcycle riding system M2 PRO工事設計認証

技術基準適合証明等の種類 相互承認(MRA)による工事設計認証
番号 220-JP7044
年月日 2024-02-06
氏名又は名称 Shenzhen ATS Electronics Technology Co., Ltd.
特定無線設備の種別 第2条第19号に規定する特定無線設備
2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム
型式又は名称 M2, M2 PRO, M201, M202, M203, M12, M12 PRO, M1201, M1202, M1203, M3, M5, M7, M8, M9, M10, M18
電波の型式、周波数及び空中線電力 1M04F1D 2402〜2480MHz 3mW
2M01F1D 2402〜2480MHz 1mW
78M1F1D 2402〜2480MHz 0.03mW/MHz
78M3G1D 2402〜2480MHz 0.025mW/MHz
78M2G1D 2402〜2480MHz 0.025mW/MHz
13M9G1D 2412〜2472MHz 7mW/MHz
16M3D1D 2412〜2472MHz 5mW/MHz
17M4D1D 2412〜2472MHz 5mW/MHz
35M4D1D 2422〜2462MHz 4mW/MHz
スプリアス規定 新スプリアス規定
BODYSAR 規制
備考
認証機関名称 LGAI Technological Center, S.A. (APPLUS)
添付ファイル名 220-JP7044_01_001.pdf
220-JP7044_01_002.pdf
220-JP7044_02_003.pdf
220-JP7044_02_004.pdf
220-JP7044_02_005.pdf
添付ファイル一括ダウンロード 一括ダウンロード
添付ファイル件数_種別1 2
添付ファイル件数_種別2 3





技術基準適合証明等の種類 相互承認(MRA)による工事設計認証
番号 220-JP7044
年月日 2024-02-06
氏名又は名称 Shenzhen ATS Electronics Technology Co., Ltd.
特定無線設備の種別 第2条第19号の3に規定する特定無線設備
5.2, 5.3GHz帯小電力データ通信システム
型式又は名称 M2, M2 PRO, M201, M202, M203, M12, M12 PRO, M1201, M1202, M1203, M3, M5, M7, M8, M9, M10, M18
電波の型式、周波数及び空中線電力 16M3G1D 5500〜5700MHz 1.5mW/MHz
17M4G1D 5500〜5700MHz 2mW/MHz
35M4G1D 5510〜5670MHz 1.5mW/MHz
17M5G1D 5500〜5700MHz 2mW/MHz
35M4G1D 5510〜5670MHz 1.5mW/MHz
16M3D1D 5500〜5700MHz 1.5mW/MHz
17M4D1D 5500〜5700MHz 2mW/MHz
35M4D1D 5510〜5670MHz 1.5mW/MHz
17M5D1D 5500〜5700MHz 2mW/MHz
35M4D1D 5510〜5670MHz 1.5mW/MHz
スプリアス規定 新スプリアス規定
BODYSAR 規制
備考
認証機関名称 LGAI Technological Center, S.A. (APPLUS)
添付ファイル名 220-JP7044_02_001.pdf
添付ファイル一括ダウンロード 一括ダウンロード
添付ファイル件数_種別1 0
添付ファイル件数_種別2 1

工事設計認証では無線設備の設計や製造段階などにおける品質管理等が電波法の技術基準に適合しているかどうか審査・試験を行い、以降生産される同一製品に際して永続的に電波法認証が与えられる。

MAXWINが販売する物はTELECによる完成品を1台ずつ電波法の技術基準に適合しているかどうか審査・試験する技術基準適合証明という違いがある。

どちらの技適を受けるかは、どれくらい生産(販売)するかで判断する事になるが、一般的に少数の製造(販売)を見込んでいるなら技術基準適合証明、大量に生産(販売)するなら工事設計認証が選ばれる。

その仕組み上、不良品を掴む確率は1台ずつ審査・試験するMAXWINTELEC認証がゼロに近く(無線以外の不良・不具合もある為、ゼロにはならない)、 VANLINKSの場合は、製造元及びVANLINKSの検品方法次第となる為、全数検品でもしない限りは不良品を掴む可能性がある。



二輪の無線技術基準適合は日本語の解釈を含めて難解で、開発段階で理解していないと大きな損失を出す事になりかねない。

2024年3月6日水曜日

ct125 純正 車載工具とTONEのツールセット

 車載工具

コストダウンの為か、CT125の日本仕様では、工具箱こそ装備されてはいるが、工具自体はオミットされている。

CT125に限らず最近の日本仕様の車両では、付いてくる工具が5㎜のヘキサゴンレンチだけと言うのは珍しくない。

その為、車載工具を別途用意する必要があるが、出先のトラブルをどこまで想定するかで用意する工具の種類は変わってくるのでここでは最低限必要な物に絞る事にする。
CT125の製造国であるタイ仕様では、車載工具が標準で装備されている事から、ホンダがCT125に最低限必要と想定している車載工具の種類を知ることができる。

わざわざ新規に購入しなくてもアップガレージのジャンクコーナー等で車載工具の類は未使用品など程度の良い物が多いのでツーリングの帰路でジャンク屋を巡り、コツコツと揃えるのも楽しいだろう。(純正品を購入するより安いとは限らないので注意)

日本仕様で付属するヘルメットホルダー用ワイヤと、5mmヘックスレンチ を除く車載工具を純正品で揃えた場合の金額は、Webikeでヤマトネコポスによる配送を利用した場合、合計¥2390 と高くもないが安くもない微妙なお値段となるが、見えない拘りのオリジナルアイテムとしての要素としては求めやすい価格と思われる。

1. 38235-SNA-A01 PULLER,MINI FUSE・・・・・・Webike ¥180
8. 89102-538-000 SCREWDRIVER・・・・・・・・Webike ¥176
9. 89103-538-000 GRIP・・・・・・・・・・・・・Webike ¥160
10.89211-KWW-640 SPANNER,10X14 ・・・・・・Webike ¥396
11.89216-KVB-930 WRENCH,SPARKING PLUG ・・Webike ¥748
12.89219-KGH-900 BAG, TOOL (160MM)・・・・・Webike ¥407
           配送方法:ヤマトネコポス・・・・・ 送料 273
   2024年3月時点の金額   合計金額 ¥2390

 Webikeで購入する場合、メーカー在庫が無い場合等で部品検索しても出てこない場合があるので入手は意外と面倒、そもそも需要がないので在庫が無い場合が殆どで発注できても納期には時間がかかる。

  2.77236-KEA-000 WIRE,HELMET SETTING・・・Webike ¥539  車両に付属

13.89221-429-000 WRENCH,HEX.,5MM  ・・・・ Webike ¥418  車両に付属

※9. 89103-538-000 GRIP に関しては在庫がない場合、代用として99003-50000 グリップ,スクリュードライバも利用できるが、グリップのサイズが小さい

 このCT125の純正車載工具の内容を見ると、純正で用意されていながら、車載用として工具を揃える際に見過ごされやすいのが、パンの袋を止めるやつ(バッグ・クロージャー)を細く立体的にしたようなヤツで、ヒューズプラ―又はヒューズクリップと呼ばれるツールだ。

出先で指の爪を傷めずに安全確実にヒューズを抜きとれる工具で、電装を弄っている場合はもしもの時の予備のヒューズとともに仕込んでおく事をお勧めする。

送料問題
リアル店舗で発注するなら単品で発注しても部品代だけで済むが、通販ではこの手の数十円~数百円程度のパーツは、まとめて購入しないと送料が部品代を上回るので単価が低い部品を購入するのはバイクを購入した店舗等で発注した方が良い。
近くに部品を発注できるようなショップが無い場合は往復の交通費と手間次第で判断するしかない。

車載工具としての市販工具

日帰り程度のツーリングで簡単なメンテにも使用したいなら市販の工具セットが手軽でいいだろう。

お勧めはTONEソケットレンチビットセット MIX21620Pだ。

掌に乗るほどコンパクトなサイズにビットやソケットは必要十分な物が揃っており無駄に多いと言う事が無く、これにモンキースパナと10X14スパナと、プラグレンチに17㎜ソケット+差込角変換アダプターを用意すれば、簡単なメンテナンスならこれだけで済む。

ケースの素材がプラとスチールの2種類が用意されているが、車載用途で使うなら、衝撃による変形が無い事と、軽量で蓋のロック機構もしっかりしている事からプラ製がお勧めだ

amazon トネ ソケットレンチビットセット MIX21620P 樹脂ケースレッド 内容18点

TONE MIX21620P 樹脂ケースレッド

amazon トネ ソケットレンチビットセット MIX21620MBK スチールケース黒 内容18点

MIX21620MBK スチールケース黒

amazon トネ ソケットアダプター 38 差込角6.35mm(1/4") &9.5mm(3/8")





2023年7月20日木曜日

CT125 ウインカーブザー 取り付け

YouTube用動画のベースと補足用



目次:
概要
工具
コスト


「小型原付で50万近くするバイクなのにウインカーを作動させても音が出ないなんて、」と嘆く話をよく耳にするが、これは単に旧車か原付クラスのバイクしか乗ったことが無い為の思い込みによるものだ。

法的に定められていないにも関わらずウインカーの音が出る理由は、2輪・4輪 問わず昔はウインカーの点滅にはリレーを使用していた為で、ランプ点滅にはリレーによる電流の断続音が必ず発生してしまう事による。

元々ウインカーの動作時に音を出す事など考えて無かったが結果的に音が出てしまったと言う事である。

現在のLED化や電子制御化が進んだグレードが高めの車両ではウインカー機構も電子化されて構成されるので音が無くなり、100万円以上の価格帯でも音が出ないのが普通である。
厳しいコスト対策が求められる原付等の安価な車両ではそんな真似はできないので昔ながらのリレーを採用する為に音が出るという訳だ。

快適化が進み過ぎて運転の緊張感が希薄になりがちな自動車では、音を出す事でドライバーにウインカー機能が働いてることを伝える働きと、注意を喚起する効果もある為、昔ながらの音をわざわざ再現して出るようになっているが、バイクでは原付等の低コスト車を除くと、音が出るのは高価なツアラータイプや業務用などの一部である。

2輪でも高級車になるとウインカーのオートキャンセル機構が搭載されて、消し忘れと言う心配が無くなっている。
将来的にはウインカーのオートキャンセルは原付クラスでも当たり前になっているかもしれない。

一応、スピードメーターにウインカーが作動している事を知らせるインジケーターが設けられているものの、大抵のバイクはメーターの位置が低くく、上体を伏せるか 視線を意識的に移動させないとインジケーターは視界に入ってこないので殆ど役に立たない。

退屈や疲労等で集中力を欠いていたりする場合や、交差点などで プリウスや自転車・女子高生といった要警戒対象が進行方向にいると、曲がり終わっても警戒対象に注意を向け続けてしまいウインカーの消し忘れに陥りやすいのでウインカーの作動音は欲しい機能の一つだろう。


ウインカーに作動音を追加する方法は二つ。


・ウインカーリレーを音付きの物に交換

・ブザー等の発音部品を追加する(物によってはリレー交換必須)

ウインカーリレーの交換は、CT125では配置的に作業が面倒なうえ、ライダーの背面に位置するためリレー音が排気音等にかき消されるので意味がない。
その為、延長ケーブルを自作したりしてウインカーリレーを前方に移設する事で問題を解決するのが主流となっている。

このウインカーリレーの移設はリレーの交換という手間とリスクを除けば最善策に近い方法と言えるが、既に補助ランプドライブレコーダーシフトインジケーターといった定番的なアイテムを追加していたら、そこにさらにウインカーリレーのケーブルが増える事になるわけで、メインフレーム回りは配線でカオス化すると言う欠点がある。

配線を増やしたくないなら、発音部品の追加という事になるが、CT125ではリレー交換が必要となる事に注意が必要。

電子音タイプのブザーなら、とりあえず動作はするものの、音程が狂う(長音化か、かすれる)ので本来の音が出ない。

発音部品は一般的なブザー式と電磁石で衝撃音を発生させる電磁式というか機械式?の2種類がある。

バイク用でなくても12Vで動作し、自励型で音が断続しないブザーであれば大抵の物は利用できるが音色はブザーなので耳障りで不快なうえに大音量なので素直にバイク用を選ぶのが安心。

電磁式衝撃音タイプは(CT125ではリレー交換必須)、ホンダの純正部品かクロライトの製品を使用することになるがホンダの純正品を搭載していた車両は全て絶版となっている他、部品もほとんどが日本製だった為、新品がいつまで入手出来るかは不明。
また消費電力が桁違いに大きいのでまったく動作しないか強烈な超ハイフラッシャーとなる場合があるが、新品に拘らなければジャンク屋などを巡って探してみるのも楽しいだろう。



定番部品

クロライト

LED対応ウインカーリレー KLW-WK03BZ MAX150W
無音の純正ウインカーリレーと交換するタイプで昔ながらのリレー音が堪能できる。
音は「カッチ、カッチ、カッチ、」等と形容される。
標準で全LED化されている車両ではリレーは電子化されコンパクトな四角形となっている為、そのまま差し替えとはいかずケーブルを介して適当な位置に固定するか剥き出しのまま強引に押し込む等して搭載する事になる。

CT125ではこの製品を利用する場合、リレーの取付け場所はハンドル付近まで延長しないと
音が聞こえにくい事と、音付きリレーは消耗品でもあるので、リレーを交換する手間と配線の準備と延長作業を考えると、寿命が無いにに等しい音付きじゃないキタコ等から販売されているワイドレンジの電子リレーに交換して専用ブザーに交換した方がスマートで手間がかからない。
amazon:クロライトKLW-WK03BZ MAX150W


HONDA パイロットCOMP. オーディ
スーパーカブDXやリトルカブ等(廃番)に装備されていた電磁式衝撃音タイプの発音部品。
音は「カッコン」「パッコン」「カッチン」等と形容される。
仕組み上、チープ感漂う音なのだがリレーと同じ生音であることに加え、そのチープさ故に郷愁とレトロ感を強く感じさせる事と入手性の良さから、カブ以外の自動車やバイクといったレストアや旧車風カスタムでも多く利用される隠れたベストセラー。
パイロットCOMP. オーディ 38401-187-701
このブザーは、一般的な通電中ずっと音が出続けるタイプとは違い、通電した時に1度だけ音が出るワンショットタイプ。

消費電流0.22Aで2Wオーバーと、用途と見かけからは想像できない消費電力の大きさでこれだけで導入をためらう大きな理由となる

CT125で利用するには消費電力が大きすぎてウインカーがハイフラッシャーになってしまうという問題があって利用するのは厳しい

欠点は、ライトケース等の車体内部に搭載する事が前提となっており防水性が無いので取付ける場所には注意。
固定用のゴムやステーも別途用意する必要があり、割と手間と費用がかかる。
購入の際「パイロットASSY. オーディ 38400-121-970」と間違えやすいが、間違えて入手してもそのまま使えるし問題は無い。

amazon販売店 
オートパーツDPAP:ホンダ純正 オーディブルパイロットCOMP 38401-187-701



HONDA ブザーCOMP. エレクトロン 38401-GC8-004

スーパーカブ50カスタム(廃番)等の小排気量車に採用されていた電子ブザータイプ。
ホンダの白バイでも採用されていた(現在は不明)。音は「ピッ?!ピッ?!ピッ?!」と電子音そのものだが機械音が混ざったような独特の間隔音がある。
CT125ではリレーを交換しないと「ピー?!ピー?!ピー?!」と長音化してしまいトラックのバックブザーと区別がつかなくなる。
ブザーとしては大きめで固定方法や取付け場所などは工夫が必要だが防水性がある為、取付け場所の自由度が高い。

ブザーCOMP. エレクトロン 38401-GC8-004
このブザーは、一般的な通電中ずっと音が出続けるタイプとは違い、通電した時に1度だけ音が出るワンショットタイプ

価格は3500円前後と電子ブザーとして考えるとかなり高価(ステーなども別売り)。
純正だけあって節度ある音質で不快感もなく、最近のバイクにも違和感が少ない音質だが、所詮はブザーの「ピーッ」音なので未来感は微塵も無いが、かといってレトロ感も無い。
剥き出しで使うと音が大きいのが欠点で、場合によってはテープで穴を塞ぐなどして音量を抑える必要があるだろう

消費電流は0.02Aと、かなり省エネなので扱いやすいのも特徴



モノタロウで購入すると配送業者はSBS即配便?!評判を検索したらガクブル




キジマ バイク ウインカーブザー 汎用 304-0540 

価格・大きさ・ボリューム調整可能と、ツボを押さえた製品でバイク用後付けウインカーブザーと言えばコレといった感じの製品。
音は安価な電磁ブザーそのものなので情緒の欠片もない「ピィー、ピィー、ピィー」とトラックやバスのバックブザーのような耳障りな音が響き渡る。
バイク ウインカーブザー 汎用 304-0540

信号待ちでは特に鬱陶しいが、その鬱陶しさ故にさっさと消したくなるので確実に消し忘れ防止に貢献する。
構造が銅線に部品を付けたようなものなので、車体に固定する際に試行錯誤を繰り返して弄りすぎると内部の半田が破断する事があるので弄りすぎには注意する。




HONDA パイロットASSY. オーディ 38400-121-970
2008年に生産終了したMD90 郵政機動車(通称:郵政カブ)に搭載されたウインカー用発音部品。
最初に紹介した「パイロットCOMP. オーディ 38401-187-701」と仕組みは同じで衝撃による生音を発生する。
剥き出しで搭載する事から防水仕様となっていて、ゴム製のカバーとメッシュで覆われた外観はミリタリー的なタフさを感じさせる物。

消費電流0.22Aで2Wオーバーと、用途と見かけからは想像できない消費電力の大きさでこれだけで導入をためらう大きな理由となる
CT125では消費電力の大きさからウインカーがハイフラッシャーになってしまうという場合があって電装の装備によっては利用するのは厳しい
このブザーは、一般的な通電中ずっと音が出続けるタイプとは違い、通電した時に1度だけ音が出るワンショットタイプ。

ホーンと間違えそうな大きさと見た目。
ゴム製のカバーで覆われている分、音は少し籠ったよう感じがする。

日本郵便専用車両の部品だけに耐久性と信頼性は折り紙付き
購入の際「パイロットCOMP. オーディ 38401-187-701」と間違えやすいのでよく確認して購入しよう。

モノタロウ パイロットASSY. オーディ 38400121970




HONDA ブザーASSY. ウインカー 38400402720
CD125T用の電子ブザー。(とっくに生産終了)
見た目が「パイロットASSY. オーディ 38400-121-970」とそっくりだが電子音のブザーで
音が大きいのが特徴。
街の交差点では注目の的となる。
その音の大きさに耐えかねて「パイロットASSY. オーディ 38400-121-970」と交換されたりした物が多く、オークションでは頻繁に出品されている。
その音量に絶望して手放したり、「パイロットASSY. オーディ 38400-121-970」と間違って落札してオークションにリリースと負のスパイラルを形成したりする。
そもそも出品する側が部品番号を間違っている場合があるので注意が必要だ。



リレー

キタコ (KITACO) LEDフラッシャーリレー 汎用 755-0400940
CT125では、ウインカーリレーの許容ワット数が仕様装備に合わせたローレンジのリレーが使用されているので、それ以外の物を追加したり変更するとレンジオーバーとなり、正常に動作しない事からウインカーブザーを取付けるには ワイドレンジのリレーに交換をしなければ話にならない 。

CT125のリレーソケットにそのまま差し替えられるワイドレンジ製品は2023年7月現在、キタコの製品だけとなっているのでこれ一択となる。

amazonキタコ (KITACO) LEDフラッシャーリレー 汎用 755-0400940


M&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロット・ハーネス LHN700
2線タイプのブザーを使うには電流の回り込みを防ぐために整流ダイオードが必須となるが、自作することなくコンパクトな整流ダイオード付きの分岐ケーブルが販売されている。
この製品は、本来はウインカーをLED化した場合に発生するパイロットランプの異常やハザード化してしまう事を防止する為の物だが
そのまま利用できる。
参考価格:¥800 税込
amazonM&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロット・ハーネス LHN700


デイトナ ホンダNEWウインカーコネクターセット 2P水色 96300

この製品は、ウインカー右側用のコネクタと端子で、オス側とメス側の2種類がセットになっている商品。

適用電線:AV0.3 または AVS0.3~0.5
許容電流:5A(電線:AVS0.5使用時)

普通の電工ペンチではかしめることは出来ないので、細線用電工ペンチが必要。
かしめ方が悪いと、端子がコネクターに入らないと言った失敗が発生するので難易度が高く注意が必要。
参考価格: ¥660
amazonデイトナ ホンダNEWウインカーコネクターセット 2P水色 96300


デイトナ ホンダNEWウインカーコネクターセット 2P オレンジ 96301

この製品は、ウインカー左側用のコネクタと端子で、オス側とメス側の2種類がセットになっている商品。

適用電線:AV0.3 または AVS0.3~0.5
許容電流:5A(電線:AVS0.5使用時)

普通の電工ペンチではかしめることは出来ないので、細線用電工ペンチが必要。
かしめ方が悪いと、端子がコネクターに入らないと言った失敗が発生するので難易度は高い
参考価格: ¥660
amazonデイトナ ホンダNEWウインカーコネクターセット 2P オレンジ 96301


キタコ コネクター ウインカー ホンダTYPE2 2極 右側 メス 汎用 空 0900-755-02057
ホンダNEWタイプの右側用コネクタのメス単体とメス端子×2のセット

右側用コネクタのメスス側だけ必要な時はありがたい商品。

かしめ方が悪いと、端子がコネクターに入らないと言った失敗が発生するので難易度は高い
参考価格: ¥258 税込
amazonキタコ コネクター ウインカー ホンダTYPE2 2極 右側 メス 汎用 空 0900-755-02057


キタコ コネクター ウインカー ホンダTYPE2 2極 右側 オス 汎用 空 0900-755-02056
ホンダNEWタイプの右側用コネクタのオス単体とオス端子×2のセット

右側用コネクタのオス側だけ必要な時はありがたい商品

かしめ方が悪いと、端子がコネクターに入らないと言った失敗が発生するので難易度は高い
参考価格: ¥330 税込
amazonキタコ ホンダNEWウインカーコネクターセット 2P オレンジ 96301


キタコ コネクター ウインカー ホンダTYPE2 2極 左側 オス 汎用 橙 0900-755-02058
ホンダNEWタイプの左側用コネクタのオス単体とオス端子×2のセット

左側用コネクタのオス側だけ必要な時はありがたい商品

参考価格:¥330 税込
amazonキタコ コネクター ウインカー ホンダTYPE2 2極 左側 オス 汎用 橙 0900-755-02058


キタコ コネクター ウインカー ホンダTYPE2 2極 左側 メス 汎用 橙 0900-755-02059

ホンダNEWタイプの左側用コネクタのメス単体とメス端子×2のセット

左側用コネクタのメス側だけ必要な時はありがたい商品。

かしめ方が悪いと、端子がコネクターに入らないと言った失敗が発生するので難易度は高い
参考価格:¥286 税込
amazonキタコ コネクター ウインカー ホンダTYPE2 2極 左側 メス 汎用 橙 0900-755-02059


エーモン 細線用電工ペンチ 全長約160mm 1431

自動車から原付まで駆動系に必要な配線を除くと、電装系に使われる配線は細いので細線用電工ペンチは必須。
極稀にしか使わないならコスパが最も高いエーモン一択だ。
但し、配線を剝くと言った事も出来るが、オマケ的な性能で別途、ワイヤーストリッパなど専用品を購入した方が捗る。

参考価格: ¥2,088
amazonエーモン 細線用電工ペンチ 全長約160mm 1431

その他:



キタコ(KITACO) ハーネス(純正色タイプ) 汎用 AVS0.5(橙)/2m 1本 0900-755-00205

ウインカーコネクタに使用するケーブルの太さは0.5がコネクタに収まる最大サイズで0.75以上になると太すぎて入らないので注意。
参考価格:¥286

ヨドバシ:キタコ0900-755-00205 取り寄せ


キタコ(KITACO) ハーネス 純正色 AVS0.5 /2m 汎用 緑/黄 0900-755-00209
ウインカーコネクタに使用するケーブルの太さは0.5がコネクタに収まる最大サイズで0.75以上になると太すぎて入らないので注意。
参考価格:¥286

ヨドバシ:キタコ0900-755-00209 取り寄せ



キタコ(KITACO) ハーネス 純正色 AVS0.5 2m 汎用 空 0900-755-00204
ウインカーコネクタに使用するケーブルの太さは0.5がコネクタに収まる最大サイズで0.75以上になると太すぎて入らないので注意。
参考価格:¥286

ヨドバシ:キタコ 0900-755-00204 取り寄せ



ウインカーブザー用割り込みハーネスの部品トータルコスト

デイトナ ホンダNEWウインカーコネクターセット 2P オレンジ 96301・・・660円
デイトナ ホンダNEWウインカーコネクターセット 2P水色 96300 ・・・・・660円
キタコ ハーネス 純正色 AVS0.5 /2m(橙) 0900-755-00205 ・・・・・・・286円
キタコ ハーネス 純正色 AVS0.5 /2m 汎用 緑/黄 0900-755-00209 ・・・・286円
キタコ ハーネス 純正色 AVS0.5 /2m 汎用 空 0900-755-00204・・・・・・286円

  合計 2,178円

価格はメーカー希望小売価格だがアマゾンの時価は希望小売価格を超えている事があるので注意が必要だ。


予備部品

キタコ  ウインカー端子セット(5個) ホンダ・カワサキ/メス 0900-755-01091

カシメをミスった場合の予備として


希望小売価格 154円(税込) 


キタコ ウインカー端子セット(5個) ホンダ・カワサキ/オス 0900-755-01090

カシメをミスった場合の予備として
希望小売価格 154円(税込)



注意:
通販では、amazon プライム等に入会していない場合、単品では送料だけで商品価格を上回る。
その場合、通販なら取り寄せになるものの、ヨドバシカメラ等の送料無料のショップを利用しよう。






ハーネステープ