2021年1月1日金曜日

低価格 中華製 バイク用 時計機能付きTPMS

この記事は、YOUTUBE「バイク用 時計機能付きTPMS」の補足記事です。

これは、中国のAliExpressで販売されている2000円台購入できるバイク用TPMSの説明である。
時計機能付きのTPMSはこの製品の他に数種類存在するが、中身自体は同じ基盤が採用されている。
しかし、中身は同じであってもそれを収めるボディの品質には違いがあるうえに品質管理の杜撰さが加わって酷いものが流通しているので、購入するのはリスクが伴う

今回、中身は同じで2種類の製品を購入したが、一つはセンサーが二つともフロント用が付属して一つしか使えない事に加えボディを構成するボルトが本来4本必要な所を2本しか使われていなかったり、センサーの防水パッキンが薄く貧弱な物が使われていたりと酷い状態だった。

どちらもAliExpressで購入したが、まともな方は、 Automobile Part Accessories Storeが販売しているもので、価格は送料込みで2,143円、到着までの期間は20日だった。
低品質な方はそれだけ原価は相当安いのだろう、利益率が高いからか、AliExpressでも、日本のamazonでも販売しているショップが多く、売れ筋のように錯覚してしまうが、「悪貨が良貨を駆逐する」の喩えのように広く取扱われている。
目次:

製品仕様
マニュアル
基本仕様
 IP65防水
レシーバー 
 480mAhのリチウムバッテリー内蔵
 作業温度: -20 ℃ 〜 + 80 ℃
 保存温度: -30 ℃ 〜 + 85 ℃
 電源電圧: dc 5v
 周波数: 433.92mhz ± 20.00mhz
RF Signal reception sensitivity:- 90 dbm

センサー
 作業温度: -20 ℃ 〜 + 80 ℃
 保存温度: -30 ℃ 〜 + 85 ℃
 圧力範囲: 0〜6.6bar
 圧力精度: +/-0.1bar
 温度精度: +/-3 ℃
 送信電力: 10dB
 周波数: 433.92mhz ± 20.00mhz

Operating Manual

このTPMSの説明書の英文部分は製品に付属していたOperating Manualの内容を書き写したものであるが、このOperating Manualの内容が過去の製品の内容をそのまま流用しただけのものであり、現在販売されている製品とはレシーバーの液晶画面のレイアウトや設定内容など異なる部分が散見される事から英文の内容はあくまで参考用である。

(1)alarming information

1.1 Leakage warning
When any of the tire's pressure decreases within any one of a launch period exceeds 4 Psi . prompt , pressure and temperature value ,icon of leakage icon , will flashed at the same time . Sound warning can be stopped by pressing any key .Leakage warning will disappeared after tire stop leak.

一定の時間内(3秒)に空気圧が4Psi(0.27579Bar)を超える低下を検出した場合、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームがなり、モニターランプが赤く点滅する。
アラーム音はセレクトボタンか、決定ボタンを押せば停止する事ができ、4Psi(0.27579Bar)以上の低下が一時的なものの場合、空気漏れアイコンの表示は一定時間が経過すると消える。

1.2 Low pressure warning
When detected pressure of any tire is lower than low pressure alarm threshold . The buzzer sounded prompt , pressure and temperature value ,icon of Warning tire ,the LED red light will flashed at the same time . Sound warning can be stopped by pressing any key. Warning will disappeared when tire pressure 1 Psi higher than low pressure alarm threshold. Default value of low pressure alarm threshold is 22 Psi , different type of car please refer to standard pressure posted or consult with tire shop. 

タイヤの空気圧がLow pressure警告機能の設定値よりも低いことが検出された場合、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。
Low pressure警告機能の設定値より1Psi(0.0689476Bar)以上であれば警報は発生しない。
アラーム音はセレクトボタンか、決定ボタンを押せば停止する事ができ、空気漏れアイコンの表示は一定時間が経過すると消える。
Low pressure警告機能のデフォルト値は22Psi(1.51685​Bar)であるが、利用する車両の指定空気圧を参考に設定を変える事。
タイヤを純正以外の物に換えている場合は、掲載されている標準圧力を参照するか、タイヤショップに相談する事。

1.3 High pressure warning
When detected pressure of any tire is higher than high pressure alarm threshold . The buzzer sounded prompt, pressure and temperature value ,icon of Warning tire ,the LED red light will flashed at the same time . Sound warning can be stopped by pressing any key . Warning will disappeared when tire pressure 1 Psi lower than high pressure alarm threshold . Default value of high pressure alarm threshold is 44 Psi , different type of car please refer to standard pressure posted or consult with tire shop. 

タイヤの空気圧がHigh pressure警告機能の設定値よりも高いことが検出された場合、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。
High pressure警告機能の設定値より1Psi(0.0689476Bar)以下であれば警報は発生しない。
アラーム音はセレクトボタンか、決定ボタンを押せば停止する事ができ、空気漏れアイコンの表示は一定時間が経過すると消える。
Low pressure警告機能のデフォルト値は44Psi(3.03369Bar)であるが、利用する車両の指定空気圧を参考に設定を変える事。
タイヤを純正以外の物に換えている場合は、掲載されている標準圧力を参照するか、タイヤショップに相談する事。

1.4 High temperature warning
When detected temperature of any tire is higher than high temperature alarm threshold . The buzzer sounded prompt , pressure and temperature value ,icon of Warning tire ,the LED red light will flashed at the same time . Sound warning can be stopped by pressing any key . Warning will disappeared when tire temperature 1 ℃ lower than high temperature alarm threshold . Default value of high temperature alarm threshold is 70 ℃. 

タイヤの温度がタイヤ温度警告機能の設定値よりも高いことが検出された場合、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。
タイヤ温度警告機能の設定値より1度以上低ければ、警報は発生しない。
アラーム音はセレクトボタンか、決定ボタンを押せば停止する事ができる。
空気漏れアイコンの表示は一定時間が経過すると消える。
タイヤ温度警告機能のデフォルト値は70℃であるが、走行環境の温度を参考に空気圧を変える事が望ましい。
タイヤを純正以外の物に換えている場合は、掲載されている適応温度を参照するか、タイヤショップに相談する事。

1.5 Low power warning
When voltage of sensor's battery is lower than 2.3V.The buzzer sounded prompt , pressure and temperature value ,icon of Warning tire and icon of low power ,the LED red light will flashed at the same time . Sound warning can be stopped by pressing any key. Warning will disappeared after problem solved. 

センサーのボタン型電池の電圧が2.3Vより低い場合、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。
アラーム音はセレクトボタンか、決定ボタンを押せば停止する事ができる。
数値表示部分の点滅と空気漏れアイコンの表示は、問題が解決すると消える。
センサーの電池電圧が低い理由には、以下の状況が含まれるが、それらに限定されない。
・電池の容量不足
・電池との接点が接触不良
・センサー基盤の損傷

1.6 No signal warning
When receiver didn't receive any data from sensor . The buzzer sounded prompt , icon of Warning tire ,the LED red light will flashed at the same time. Sound warning can be stopped by pressing any key . Warning will disappeared after problem solved . Reason of No signal of sensor include but not limit to follow: receiver is too close to interference , sensor lost , sensor damage , low power of sensor , no pressure of tire. 

レシーバーがセンサーからデータを受信出来なかった場合、 該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。
アラーム音はセレクトボタンか、決定ボタンを押せば停止する事ができる。
空気漏れアイコンの表示は一定時間が経過すると消える。
センサーの信号が受信出来ない理由には、以下の状況が含まれるが、それらに限定されない。
・アマチュア無線等の電波と干渉
・センサーの紛失、センサーの損傷
・センサーの電池容量が低下
・タイヤの空気圧が低下

1.7 Low power of receiver
When voltage of receiver's battery(lithium battery 480mAh)is lower than 10%.Icon of low power will flashed . The receiver automatically turn off after 30 minutes ,and didn't receive any data . please use car charge(5V 1.5A) charging in time. charging period does not affect normal use . When the power is plugged in, the LED blue light will flash continuously. If the LED blue light is on, it means it is fully charged.

レシーバーのバッテリー(リチウム電池480mAh)の電圧が10%未満の場合、バッテリー残量表示アイコンが点滅する。
レシーバーは30分後に自動的にオフになり、データの受信を停止するので、付属のUSBケーブルを使って(5V/1.5A)直ちに充電する。
充電しなら通常の使用が可能で、充電時間に影響はない。
ケーブルが接続されている場合、充電中であればモニターランプが赤く点灯する。
モニターランプが緑色で点灯している場合は、完全に充電されていることを意味する。


Key / Port description

レシーバーの画面とボタンの説明
セレクトボタンと決定ボタンの2つが用意されているが、一度レシーバーを起動すると、設定時以外で使う場面は画面の明るさを調整する場合のみである。


モニターランプ 
 ・通常は起動中を示すパイロットランプとして白で点灯する
 ・充電中は赤で点灯 
 ・満充電の場合は緑で点灯
 ・警告時は赤で点滅  

空気圧表示
空気圧の表示は、Bar表示で小数点1桁まで表示、Psi表示で小数点以下は省略して表示される。
例として、Bar表示では小数点1桁以降の正確な数値は分からないものの、小数点1桁までは整備工場やガソリンスタンドで測定した場合と同じ数値を表示できる。

温度表示
表示する温度はタイヤ表面の温度ではなく、バルブに取付けたセンサーユニット内の空気圧センサーに触れているタイヤ内の空気の温度である。
これによってタイヤの温度が上昇すれば、タイヤ内部の空気温度も上昇するため、タイヤ表面の温度と内部空気の温度に温度差こそあれ、センサーは正確にタイヤの温度変化に合わせて内部空気温度の変化を捉える事ができる。
決して気休めのような機能では無く重要な要素である。

レシーバー用バッテリー残量表示アイコン
レシーバーのバッテリー残量を表示する。

Leakage warning icon/センサー電池容量警告
Leakage warning icon とは、エア漏れを警告するアイコンである。
このアイコンが表示された場合、パンクしている可能性が高いので直ちに停車してタイヤの点検を行う事。

センサー電池容量警告は、空気圧センサーのボタン型電池(CR1632)の容量が低下した場合に表示される。
ただし、このアイコンが表示される前に電池の電圧が3V以下まで低下してしまい空気圧が正常に表示されなくなる等の症状が出る事から、電池容量警告アイコンが表示される前に電池を交換してしまうのでこのアイコンが表示される機会は殆どない。

TPMSレシーバーの起動
セレクトボタンか、決定ボタンを3秒間長押しするとレシーバーが起動する。
レシーバーをOFFにする場合は、セレクトボタンを3秒間長押しする。

TPMSレシーバーのセッティング


(1)Unit setting (Default is Bar,ºC )
Pressing menu”key 3seconds in standby interface inter to unit setting interface.first enter to pressure unit switch interface. short pressing“select”key to switch the unit between Psi->Bar.short pressing“menu”key to enter to temperature unit switch interface, short pressing“select”key to switch the temperature unit between ºC- >℉. Short pressing“menu”key to enter to pressure threshold setting Interface.

スタンバイインターフェース(電源ONの状態の事)で、決定ボタンを3秒間長押しすると、ユニット設定インターフェースに切替わる。

空気圧単位の表示設定(Default は Bar )
セレクトボタンで、Bar表示か、PSi表示に切替て選択し、決定ボタンを押すと確定と同時に温度表示単位の設定画面に切替わる。

温度表示単位の表示設定(Default は ℃ )
セレクトボタンで、℃ 表示か、℉ 表示に切替て選択し、決定ボタンを押すと確定と同時に次の設定項目Front tire low pressure settingに切替わる。


(2)Threshold setting
( Default is low pressure 1.5 Bar/high pressure 3.0 Bar, high temperature 70℃ )

First option is“Front tire low pressure setting”,short pressing“menu”key to switch among“front tire low pressure”->“front tire high pressure”->“rear tire low pressure”->“rear tire high pressure” and pressing the “select”key to adjust the data. after finishing, short pressing“menu”key save the setting and enter to next setting option, in the last option“rear tire high pressure”,short pressing“menu”to enter to temperature threshold setting interface. Then short pressing“select”key to adjust data. after finishing short pressing“menu”key to enter to next option, sensor matching setting interface.

セレクトボタンで数値の切替(押し続けると、数値が順送りで替わる)
決定ボタンで確定と同時に次の設定項目に切替わる。
 
Front tire low pressure setting
フロントタイヤ低圧閾値設定
設定した空気圧まで低下すると、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。

Front tire high pressure setting
フロントタイヤ高圧閾値設定
設定した空気圧まで上昇すると、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。

Rear tire low pressure setting
リアタイヤ低圧閾値設定
設定した空気圧まで低下すると、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。

Rear tire high pressure setting
リアタイヤ高圧閾値設定
設定した空気圧まで上昇すると、該当する数値表示部分と空気漏れアイコンが点滅すると同時にアラームが鳴り、モニターランプが赤く点滅する。

High temperature setting タイヤ温度警告閾値設定
FW(フロントタイヤ)・RW(リアタイヤ)ごとの個別には設定できない。

(3)Match sensor 
(gas charging/venting for match)
it shows IDs of double tires. Short pressing “select” key to learn Front tire ID operation,then pressing “menu”key to learn Rear tire ID operation.When tire is selected, display only shows its “ID” and flashes icon of corresponded tire. There will be “didi” notice and display new “ID”number in receiver after active sensor's ID ( internal sensor active by charging/vent tire, external sensor active by repeat installation). When double sensors are matched, short pressing “menu”key to save and go to “times setting”interface.

空気圧センサーの認識と登録を行う。
何らかの事情でレシーバーに登録していたセンサーIDなどが消去されてしまった場合や、センサーの故障や紛失で新たにセンサーを登録しなおす場合は、この設定項目を使用する。

空気圧センサーを認識していない時の表示パターン
センサーを識別中
センサーの識別作業中は、空気圧表示部分が―.―と表示される。
何らかの理由で、センサーの認識に手間取っている場合に表示されるが、しばらく待つか、走行しているとIDが表示されるが、認識できなかった場合は00ooが表示される。

センサーが見つからない
センサーが、見つからない場合、空気圧表示部分が00ooと表示される。
理由としては、センサーの電池切れ、故障・破損等が挙げられる。

その他の異常表示
センサーIDが表示されているにも拘らず、FR 又は、RW のどちらかの表示が点滅。
理由としては、センサーの重複、故障が挙げられるが、正確な原因は不明。


交換用のセンサーを新たに購入した場合や、レシーバーのセンサー情報が消えてしまった場合、レシーバーのセンサー情報にはフロントタイヤ用とリアタイヤ用と言った区別が無くなっている為、リアタイヤに取付けたセンサーがレシーバーではフロントタイヤとして表示されてしまうといった問題が起こる。
解決策としてはフロントタイヤのセンサーとリアタイヤのセンサーを差替えればいいのだが、そんな事をしなくても、この設定項目ではフロントとリアの表示を入れ替える事が可能となっている。


センサー設定画面

タイヤ温度警告の設定を終えると、空気圧センサーのマッチング設定に切替わる。
画面には現在、レシーバーが認識しているセンサーのIDが表示される。


セレクトボタンを押すと、FW(フロントタイヤ)の数値表示が 00oo と表示される。
これは、新しいセンサーIDの読み込みと記憶が可能な状態になった事を意味する。

続いて決定ボタンを押すとRW(リアタイヤ)の数値表示が 00oo と表示される。

更に決定ボタンを押すと新しいセンサーIDが表示される。
※センサーが変更されていなければ、センサーIDは同じものが表示される。
※センサーが無い状態ではそれまで認識していたセンサーのIDが表示される。

新しいセンサーIDが表示されたこの状態ではFWとRWのセンサーIDが交互に点滅しているが、これはFWとRWのセンサーIDの表示を入替える事ができるからである。
入替える必要が無ければ、決定ボタンを押せば次の設定項目(時間設定)に移動する。

FWとRWのセンサーID表示の入替え
FWとRWのセンサーIDの表示を入替えるには、セレクトボタンを3秒間長押しする事で変更できる。

テストした限りでは、同じFW用のセンサーを2つを使った場合、認識して入替えも出来るが、FWの表示が点滅をしたままで、まともに動作しない。
この事から、空気圧センサーはフロント用とリア用で区別されているようで、補修用のセンサーを利用した場合はどうなるかは不明である。

決定ボタンを押すと、確定と同時に次の設定項目(時間設定)に移動する。


(4) Times settings
(AM /PM settings, hours settings, minutes settings)
Display the current time, short press “select” key to enter the time setting sub-page, the default is “AM/PM” setting interface, by short pressing “Menu” to switch between “AM/PM” -> “Hour Value” -> “Minute Ten-digit Value” -> “Minute One-digit Value”. After selecting the sub-item of the desired setting, press the “Select” Key to adjust the specific value. In the last “Minute One-digit Value” setting interface, press “Menu” to jump directly to the “Default Settings” interface.

セレクトボタンでAM/PMの選択・決定ボタンで確定と時間値に移行
時間値(1~12の値)の設定、セレクトボタンで数値の切替(押し続けると、数値が順送りで替わる)決定ボタンで確定と分10桁値(1~5)に移行
分10桁値(1~5)の設定、セレクトボタンで数値の切替(押し続けると、数値が順送りで替わる)決定ボタンで確定と分1桁値(0~9)に移行

決定ボタンで確定と同時に次のデフォルト設定に切替わる。


(5)Default setting

enter default setting interface,“dF” is appeared in front tire. Long pressing “select”key 2seconds to restore default. Default is successful when “dF” is appeared in rear tire, Short press “menu key” to give up restore and go to standby mode.

デフォルト設定インターフェースに入ると、フロントタイヤの数値表示欄に「dF」が表示される。
この状態で決定ボタンを押すと、復元を中止してスタンバイインターフェース画面に戻る。

セレクトボタンを2秒間押し続けると、フロントタイヤの数値表示欄とリアタイヤの数値表示欄に「dF」が表示され、デフォルトが復元されると同時にスタンバイインターフェース画面に戻る。
まとめ

日本を除く主要先進国でTPMSの義務化が始まってから10年以上経過して、安価な中国製といえども内部のハードウェア/ソフトウェア共に安定性は完成の域に達している感がある。
TPMSとしては、空気圧の変化による燃費の変化、乗り心地の変化、グリップの変化など、体感できる要素は多く、一度使ったら、手放せないほど便利で安心感が得られるが、ハンディタイプの電動エアプレッシャーがあるといつでもどこでも空気圧を楽に調整できるので更に楽しめる。

この製品の特長として時計表示が唯一の他の製品との差別化されたセールスポイントで、この製品を選んだ理由も時計表示があるからである。
バイクではメーターがデジタル化されている現在でも時計が付いている車種は稀で、必要に応じてチープカシオなどの安価な腕時計をハンドルポスト等につけたりするが、 何かとゴチャゴチャしがちなハンドル周りにTPMSの機能と一緒に時計もまとめられるのは、非常にありがたい。

電波法問題の進捗状況
433.92MHz における TPMS と RKE の利用状況は、欧州や米国、その他多くの国々において、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)と RKE(リモートキーレスエントリー)は 433.92MHz の使用が許可されている。
一方、日本では当該周波数がアマチュア無線に割り当てられており、TPMS と RKE の使用は 315MHzしか許可されていない。 
国際調和の観点から、JAIA は 433.92MHz における TPMS 及び RKE の使用許可を要望、総務省の周波数再編アクションプラン(2020 年度版を2回にわたり改訂実施)に対 しても意見を提出した。

周波数再編アクションプラン(令和2年度第2次改定版)(案)」に対する意見募集の結果及び意見に対する考え方 
各周波数区分の再編方針 II 335.4~714MHz 帯に関連するご意見 
意見内容
タイヤ空気圧センサ等の周波数の国際調和を希望
現状国際物流タグの使用が許可されている433.92MHz につきましては、日本を除く諸外国ではスマートキーを含むリモートキーレスエントリーシステム(RKE)やタイヤプレッシャーモニタリングシステム(TPMS)への使用が慣用化しており、国内で当該機器を使用する上での大きな障害となっています。
欧米同様に同周波数帯のアマチュア無線を二次業務と規定いただくか、共存および相互干渉を前提とし、同周波数帯の国際協調に向けた共有が制度として許可されることを望みます。  
総務省の回答
頂いたご意見については、今後の施策の検討の際に参考とさせていただきます。 なお、RKE及びTPMSについては国内外の動向を注視して参ります。  

 2020年11月に、総務省同席のもと、周波数一次利用当事者である日本アマチュア無線連盟(JARL)との初回会談を行い、その席で詳細技術仕様の提示と設計技術者による解説を求められた。
 2020年12月に一部のメンバーから実機の実力測定のための内部試験提案を受け、2021年2月25日に、東京都の新設 EMC 試験サイトを借りて事務局とメンバー共同で内部測定試験を実施した。
※日本自動車輸入組合 2020 年度事業報告(詳細版)より抜粋

電波法関連は世界情勢的にいずれなんらかの改正がされるはずである。

はっきり言って、へたなバイク用の時計を買うより、価格的にもバイク用の時計としてこれを買っても損はしない。

日本のamazonでも同様の物が購入できるが、価格差は約2倍以上と大きいが参考までにリンクを貼っておく
電動エアポンプ

CT125シートオープナー