2021年8月26日木曜日

バブルシールド ミラー 撮影で使える完全なプライバシー保護性能

クラシカルなジェットヘルメットは車種を問わず合わせやすい事に加えてファッション性も高く開放的で装着も楽と一つは持っていたいアイテムだが、その開放的でおしゃれな要素は顔がよく見える事を意味する。

顔がよく見えるという事は、オープンフェイスのヘルメットはドライブレコーダーやスマートフォン、監視カメラなどと言ったカメラが至る所に存在する現代社会においては、道路を走れば常に誰かのカメラに顔が記録されている事になるのだ。

通常、他人のカメラに顔が映って困るのは、犯罪者と有名人くらいのもで、一般の人々にとっては誰かのカメラに記録されようが、それを記録している本人も赤の他人の顔など誰も気にしない。
それどころか、他人の顔が映ってしまってそれをぼかす編集の手間が増えて迷惑という場合すらある。

一方、YouTubeなどで動画を投稿する場合は話が違ってくる、自分の顔をアップで晒せる人間は意外と限られる。
動画内容的に顔を映す必要が無い、周りとのしがらみで知られたくない、自分の容姿が不満、動画投稿デビューから日が浅く内容に自信が無い場合など、様々な理由で顔は映らないように動画を制作する場合が殆どだろう。
特にレビュー系の動画ではフェイス系アイテムでもない限り本人の顔まで映す必要がないのだが、物によっては映らざるを得ない場合がある、そんな時に下手な覆面やマスクよりレトロチックで昔の宇宙服のようなどこかコミカルで愛嬌のあるミラータイプのバブルシールドは非常にお勧めだ。

ただし、この話はあくまで顔を隠して撮影をしたい場合の話で、ツーリングなどの実走行ではシールドはクリアがベストなのは言うまでもない。

顔を隠す事が前提の場合、ミラータイプなら何でもいいかと言うとそう言う訳にはいかない。
夜間走行やトンネル走行時の安全上の配慮からだろうが、市販品でほぼ完全に顔を隠してくれる製品は少なく、ハーフミラーやクリアミラーといったミラーやスモーク処理が薄いタイプが殆ど占めるのだが、これらのスモーク度合いが薄い製品は太陽光などの強い光を顔面に受けると顔が見えてしまうだ。

そして見つけたのが、2りん館やナップスなどバイク用品店を見て回って完全に昼間限定に吹っ切れたミラータイプで、可動式タイプでありながらシールドとヘルメットの隙間から雨が顔面に垂れてくるのを防ぐ緩衝材も可動部分に装備しており造りや構造も店舗で販売されている中では最も素晴らしい出来だったのがTT&COが販売するバブルシールド ミラーである。

TT&CO 有限会社ティーティー・アンドカンパニー) バブルシールド ミラー

 https://www.ttandco.com/fs/ttandco/bsm

ナップスで購入 3300円
完全に近いくらい周りから顔が見えないミラータイプ
昔ながらの球体デザイン。ひずみは比較的少なく視界はとても良い。

レンズは
・UVカット
・傷つきにくいアンチスクラッチ

左右のスナップボタンはアジャスター機能があるので、一般的なSG規格のジェットヘルメットに取付け可能。
開閉を可能にする、フリップアップベース付。
夜間の使用は不可。


バブルタイプを選ぶ理由
バブルシールドをつけたレトロタイプのヘルメットを見てカッコイイと思う人間は殆どいないと思う、むしろダサイと思うのが普通だろう。
ダサさとは、嫌悪感を伴う場合もあるが、ひとによっては、どこか親しみやすさや共感といった感情を伴ったりするもので、ダサカッコイイやダサカワイイといった表現はいい例だ。
バブルシールドは極端に丸味を帯びた造形にカッコよさは無いが受け入れられやすい要素が詰まっているのだ。
反対にSFチックで未来的なフォルムのヘルメットはどうかというと、中二病的で気恥ずかしさを感じたりとか、ナルシスト気味な人でもないとちょっと耐え難く、容姿に自信がある方向けだろう。