2019年6月25日火曜日

GoPro・HERO7 Black アクセサリー


【Taisioner】GoPro HERO 5・GoPro HERO6 GoPro・HERO7 Black用 保護フレーム+シリコンレンズカバー 第二世代 


定番の保護フレームの第二世代 ヒンジ部分が強化された



GoPro HERO5/6/7 用 新構造ネイキッドフレーム + Cloud ElevenⓇ レンズクロス セット (新型フレーム)


GoProにレンズカバーやフィルターを装着したまま脱着可能な新しいタイプ
フレームにカメラを挿入する際、カメラとフレームの接触する部分にバリがあると簡単にカメラに擦れた跡や傷がつくので注意。
致命的なうえに最も注意したいのはその構造上、液晶部分を擦りながら挿入する事になるので保護シートを付けていないと液晶画面に傷がつくことになる。





SHEAWA GoPro Hero7 Black用 保護ケース アルミ合金保護フレーム 52mmUVフィルター バックドア レンズキャップ付き アルミハウジングケース


アルミ合金製の保護フレームで、52㎜のレンズフィルターなどが装着できる
従来のアルミ製保護ケースと違って大胆な肉抜きが施され、まさにフレームのみといった構造が特徴で大幅に軽量化されているが、それでも樹脂製のフレームと比べると重いのでハンドルや車体に固定する場合や、ジンバル等を使って手持ちで撮影する場合に使う以外ではその重量が気になる。




GoPro Hero 6 Hero 5側電源2300MA 拡張バッテリー 保護フレームマウントハウジングケースシェル スポーツカメラ対応アクセサリー Frame





Goproアダプタープレート GoProマウントプレート





















2019年6月20日木曜日

キーの任意割り当てなどオリジナルUSBコントローラが作れるモジュール

Impress PCwach
 株式会社ビット・トレード・ワンは、市販のボタンなどを利用してUSBコントローラを作成するモジュール「REVIVE USB Micro」を6月21日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は1,780円前後の見込み。
 発売から10年弱を経過したREVIVE USBの小型版で、基板面積がおよそ4分の1の1円玉サイズに縮まった。アケコンのボタンなどをピンに接続して、簡単に独自USBデバイスを作ることができ、USBインターフェイスの入力処理や設定といったハードルの高い部分を本製品に託せるのが特徴。
 USBでPCと接続し、Windows動作の専用ソフトで12本のピンにマウスクリックやキー入力といった任意の操作を設定でき、設定内容はモジュール内のメモリに保存されることから、ほかのPCに接続した場合でも設定を呼び出す必要がない。
 割り当て可能な機能は、マウスが左クリック/右クリック/ホイールクリック/上下左右のマウス移動/上下スクロール、キーボードは任意のキー、ジョイパッドはX軸/Y軸/ボタン1~12まで。また、マトリクス対応ファームウェアを用意しており、最大36ボタンの入力をサポートするが、こちらは電子工作と電子回路の一般的知識が必要とされている。
 対応OSはWindows 7以降で、コネクタはMicro USB。本体サイズは16×20×5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1g。保証期間は1年間となっている。

2019年5月9日木曜日

H4/HS1 ファンレス LEDヘッドランプ


amazonで購入できるファンレスで安価なH4/HS1用LEDヘッドランプ用バルブを集めてみた
特にLED化の需要が見込める現行モデルの排気量50㏄クラスでは以下のモデルがH4/HS1に対応する
ホンダ… 2016~ タクトジョルノダンク
ヤマハ…(ホンダOEM)2018~ビーノ

ファンレスに絞った理由として
・ファン搭載品も含めると種類が増えすぎる事
・ファンの動作音が気になる製品も存在する事
・消費電力が少しでも低い方がいい事
特に・・・
まともなファンであればLEDと遜色ない寿命があるが、基本的に中華品質なので信頼できるはずもなく、いつファンが故障してもおかしくないという不安要素にしかならない事が大きい。

既にYouTube上でテスト済みの製品も含めて防水ブーツの加工無しで確実に取付けられそうな物で目を引いた製品を取り上げていく



4000Lm 6500k Lumileds LUXEON ZES CHIP LED

この製品の元はLumiledsのリファレンスモデルと思われるが、amazonでは10社以上のショップが同じ製品を販売していて、その殆どのショップが2本セットのみの販売となっている、1本で販売している製品は非常に限られる

当製品は、正規品です。市場には、コピー商品、類似品が多く出回っています。ご注意ください。

大抵のショップで上記のような記載があるが元は同じなので対応のよさそうなショップを選ぼう

ショップとしては怪しさ満点だが、当時一個売で販売していたのがZoodooだけだったので仕方なくZoodooが販売する物を購入したが、不満の無い明るさと純正ヘッドランプと遜色ない光軸など価格を考えれば満足できる製品で特にハイビームの際、手前を暗くならない程度に照らしてくれるのは特筆に値する
※4千円以上の価格の物は2個入り1セット構成



スフィアライト SRBH4060

日本製の高価なLEDバルブ

信頼性に期待が持てるが、意外とあっさりと故障した報告もあるので安心はできない。
LEDチップの搭載数も控えめで明るさはそれなりと言った構成。
ファンレスで堅実な構成となると、これくらいが妥当ということなのだろう。

中華製品の安さに物を言わせて、故障上等で尖った構成のバルブをポンポン買替る事ができるのに対して、このような国産や有名メーカーの製品は価格的にも構成内容的にも難しい立ち位置になっていて悩ましいところだ


SUNPIE H4 Hi/Lo LEDヘッドライト 2個1セット


基本的な構成はトップで紹介した、

4000Lm 6500k Lumileds LUXEON ZES CHIP LED

と同じだが、オリジナルと思われるデザインを採用

構成自体は全く同じなので性能もほぼ似たような物と思われる。

ポイントは ブランド名のSUNPIEである。買って失敗してもやはり産廃であったと納得できる?



PHILIPS Ultinon 2個入り 11342ULX2


オランダの一流メーカーPHILIPSの製品
スフィアライト同様、ファンレスとしての堅実な構成なのか?
LEDチップの数は控え目

価格は2個セットでもだいぶ安価である
問題はヒートシンクの大きさで,ホンダ タクトでは確実にメーターに干渉する。
ヒートシンクのみ回転できる構造になっていれば干渉は避けられるがそのような構造になっているかは不明。



PHILIPS Ultinon X-treme 2個入り 12953BWX2JP


Ultinonの上位機種
この製品も僅かに小さくなっているとは言えヒートシンクの干渉が問題

RAYBRIG  二輪用 RK21   H4 12V 16/16W  ホワイト 1個

RAYBRIGはスタンレー電気株式会社の自動車用ヘッドライトバルブのブランドで、スタンレー電気と言えば、ホンダなどの純正バルブで採用されている事からそのメーカーが作った製品であれば信頼性はダントツであろう事が想像できる。
2輪用は片面6個のLEDで計12個とやはり控えめだが、おなじH4でも4輪用は片面8個計16個のものがラインナップされており、悩ましいところだ



RAYBRIG 二輪用 RK91 HS1 12V 14.5/14.5W  ホワイト 1個

旧車や小型バイク用の低消費電力タイプ
明るさ:900/600lmとかなり控え目なスペックであるが、そこはスタンレー電気であるので、それなりに実用になると判断した上でのスペックなのであろう
 


IPF MOTO H4 12V 19W/18W 6500K 1個



自動車用照明では名の知れたメーカーが山城とコラボして販売した二輪用ヘッドランプ。やはりLEDチップの数は控えめで、目を引く特徴はない


















2019年5月7日火曜日

OBD2 スキャンツール 概要

このページはYOUE TUBE動画の補足用記事である
HONDA 2輪/4輪 OBD2 汎用スキャンツールをタクトで試す


日本での歴史

乗用車及び小型トラックを対象に、2008年10月以降に型式認定を受け生産が開始される車両に対しOBD2仕様の自己診断機能の搭載を義務付け。

国土交通省は、中央環境審議会答申 第10次答申 11次答申などを踏まえ、ディーゼル重量車及び二輪車の排出ガス規制を強化するため、道路運送車両の保安基準等を改正し、平成27年7月1日に公布、施行した。
この2016年の改正により国内で販売される二輪、4輪の全車両が自己診断機能の搭載対象となった。

OBDは車載式故障診断装置の義務付けに伴い、OBD2仕様となり各メーカーの枠を超えて、DLC(Data link coupler)と呼ばれる同じ形状・ピン配置の接続コネクターと、同じ故障コードを使い、故障発生時には同じように警告灯を点灯させる機能を実現させた。

バイクにおけるスキャンツールの現状
二輪国内三次規制(平成28年)に対応した現行モデルであれば、適切なスキャンツールを選べばほとんどの車種が利用できるはずである。少なくともホンダの車両であれば問題なく利用できるだろう。
OBDのプログラムが格納されているECUは車体の電子頭脳とも言える重要な部品だが、国内のバイクメーカーのECU製造元は三つに分けられる。
HONDAならKEIHIN、ヤマハやスズキならDENSO、カワサキはDENSOだったりMITSUBISHIだったりKEIHINだったりと、ECUの違いによる仕様やプログラムの違いによる相性的問題の可能性や、せっかく統一されたコネクタが直に接続することが出来ずメーカー毎にハーネスが異なるなど、規格のメリットが生かされていないと言った問題もあり、現状では課題が多い

バイクでは、メーカーごとにアダプタハーネスが必要
キタコの製品例、左からホンダ用、カワサキ用、スズキ用、ヤマハ用


汎用スキャンツールの種類

スタンドアロンタイプ
スタンドアロンタイプはそれ自体で完結している純粋なスキャンツールのこと。
コードリーダー型、ハンディ型、PC接続型などがある 特化した製品であるため、レスポンスや操作性に優れるのが特徴。
機能やサポートする車輌の種類は価格により明確に異なる他、PC接続型以外は購入後の機能の拡張は殆ど望めない。


アダプタタイプ
スキャンツールとして専用のアプリを使う本格的なものから市販のアプリを利用する安価なタイプまで色々だが、一般にはカー・アクセサリ的な目的で利用される。
本体自体にはスキャンツールとしての機能は無く、スマートフォンやPCと無線やUSBなどで接続し、アプリケーションによってスキャンツールとして機能する。
スキャンツールとしての機能はアプリケーション次第で変わるが、導入コストの安さとリアルタイムデータを表示する機能がマルチメーターとして利用できる事から一般のドライバーやライダーがマルチメーターアクセサリとして利用できるのが最大の魅力。

※スイッチ付きのスキャンツールアダプタの注意点
※2019年以降のホンダ2輪車のOBDコネクタの表記はサービスチェックカプラからDLC表記に変更された。
乗用車のOBDコネクタは、ほとんどの車輌は常時通電(バッ直)に対し、バイクの場合(少なくともホンダのサービスチェックカプラ(DLC)の場合)はキースイッチ連動となっている。
この為、キースイッチ連動の車輌ではスキャンツールアダプタに電源スイッチは必要ない。
仮に、キースイッチ連動の車輌に電源スイッチ付きのスキャンツールアダプタを取付るとめんどくさいことになるので注意が必要だ。
理由は、スイッチの方式が機械式であれば、電源をオンにすれば通電が途切れてもスイッチ自体はオンの状態を維持するのに対し、半導体式スイッチは通電が途切れるとオフの状態にリセットされる。
そして、電源スイッチ付きとして売られているスキャンツールは半導体式スイッチを採用している。
この為、キースイッチ連動の車両でメインスイッチをオフにしてしまうと、スキャンツールアダプタの電源スイッチもオフの状態に戻ってしまい、車輌の電源をオンにするたびにスキャンツールアダプタの電源もオンにする必要がある。
乗用車と違い風雨に直接さらされるバイクではスキャンツールアダプタのような電装品を手の届く場所にむき出しで設置することは出来ず(絶対禁止事項)、カウルやカバー内に隠すように設置することになる事から、バイクを利用するたびにスキャンツールアダプタのスイッチを押すのは非常に面倒なことになる。
尚、キースイッチ連動で扱いやすいからといって、極めて重要なECUとつながっているサービスチェックカプラ(DLC)から電源を取り出して利用するのは絶対にやってはいけない。


安価な無線通信タイプ スキャンツールの問題点
これらの安価な機器は、通称ELM327デバイスやドングルと呼ばれ、ELM Electronicsというカナダの企業が作ったOBD-IIの通信を簡単に行えるICチップの名称が元になっている。
ELM Electronicsが最初のELM327(v1.0)を販売した時点ではコピープロテクトをしていなかった為に他の製造業者によって多くの異なる非公式のバージョンが作成され、その結果、安価にスキャンツールが利用可能になった反面、それは粗悪品を手にしてしまう可能性も高くなる結果も生んだ。

ELM327を購入する際、混乱させる要因の一つに、使用されているファームウェアのバージョンがある。
現時点での公式バージョンは、1.0、1.0a、1.1、1.2、1.2a、1.3、1.3a、1.4、1.4b、2.0、2.1、2.2があるが、安価に流通しているのはv1.5かv2.1の2つしかない。これらの安価な製品は100%間違いなくコピー品であり、そのうち安定して動作するのはv1.5のタイプに多いが、ベースとなったバージョンはv1.2である。
一方のv2.1は粗悪品と言っていいレベルの互換性と不安定さが目立ち、中にはELM327のコピー品ではなく、ELM320のコピー品のようなものも含まれる。
それでもまだ、バージョン表記があるだけでもマシな方でBluetoothのバージョンだけを表記して誤認させるような製品も少なくない。

これらのバージョンの違いを見分けることはまずできないと思っていい。


少しでも安心して購入したいなら・・・

●安価で怪しいながらも、動作を確認して販売しているショップもある
amazonで安価な三種類の一千円台のBluetoothタイプを購入し、正常に動作したのはZappaの製品だけだった。
Zappa ELM327(青)
Bluetooth
Zappa ELM327(白)
Bluetooth
Zappa ELM327 WiFi(青)

まともな販売店の製品を買う
割高感は否めないが、よくわからないショップの販売製品を買うより安心できる。
MAXwin OBD2Mini(iOBD2)マルチメーター
MAXwin OBD2マルチメーター 

OBD2miniマルチメーター
amazon
安くて怪しいのにしっかりと動作したWiFiタイプの例
wifi製品としては安価で期待はしていなかったが、あっさりと動作する上にスマートフォンの電源OFFからの再接続も問題なく利用可能と非常に安定して使えているのが DCT OBD2だ。
だめだったら他の製品を試していくという予定だったが、WiFiタイプはこの製品が最初でいきなりまともに使えてしまったのでWiFiタイプはこの製品一つしか購入していない。
一方、Bluetoothタイプはまともに動作する製品を手に入れるのに3製品も購入。
2製品目まではまったく使い物にならない製品を購入後、さすがにもう少し確実な物をという事で安価ながら動作確認を謳うZappaの製品を購入することでまともに動作する製品を手にすることが出来た。

WiFiタイプとBluetoothタイプでは正常に動作する限り、レスポンスや挙動に違いは感じられなかった。
ただし、感覚的なもので申し訳ないが、安価な製品で有りなら無線接続の安心感と安定度ではWiFiタイプのほうが良い(電波強度的にWiFiが優れるのは確かだが、そう云う事とは違った意味で)。消費電力が高かろうが、そんな事は余計なお世話であり、個人的にはWiFiタイプを利用するだろう。

無線通信タイプのスキャンツールで実績のあるブランドから選ぶ
安価な中国製品に抵抗があるなら実績のあるメーカーの製品を選ぶことになるが、基本的にこれらのメーカーの製品を購入するのはamazon USAから輸入する事になるだろう、日本のamazonで並行輸入したものを販売しているショップもあるが価格差が大きすぎるし、サポート面でもamazon USAから購入したほうが購入証明が確実になるので安心だ。

・BAFX
アメリカに本拠を置く企業で、顧客満足に焦点を合わせた体制は評価が高い
アメリカだけでなく世界の顧客にも優れた顧客サービスを提供。
2年間の製品保証が企業ポリシーを物語る。

BAFX Bluetooth OBD2 

・Foseal
空気圧縮機や防雨型自動車用バックミラーフィルムなどの他の自動車用アクセサリーも製造しているOBDメーカー。

・OBDLink
アメリカに本拠を置く企業で、本社はアリゾナ州フェニックス。
非常に推奨されるメーカーの一つ。

・VeePeak
車の所有者や愛好家のために設計されている手頃な価格のOBDスキャナーのブランド

・PLX
Paul Lowchareonkulによって設立されたPLX Devicesブランドは、自動車アフターマーケット機器の製造において16年の経験を誇る。


WiFi か Bluetoothか?
販売されている無線タイプの製品は大半がBluetoothである為、iPhone で利用するユーザー以外は何も考えずにBluetoothタイプを購入するかもしれないが、スマートフォンのBluetooth プロファイルがSPPに対応していない機種では動作しないので注意が必要だ。

ほとんどの製品でiPhone (i OS)で、Bluetoothタイプが利用できないのは、SPPを利用する製品はAPPLEの認証を受けていないと有効にならない為に、コスト等の問題(特に怪しく安価な中国製)でそこまで対応できないという事情がある。

Bluetoothの魅力はその省電力性にあるが、現実的にはスマートフォンを車載アイテムとして利用する場合、大抵はUSBによる給電を行いながら利用するので、WiFiタイプを選んでもまず問題にならない。

WiFiタイプのメリットはi PhoneやAndroidといったスマートフォンからPCまで機種を選ばず確実に接続出来る事が最大の魅力となる。
アプリケーションはBluetoothのみに対応するものが多いが、WiFiにも対応するアプリケーションの方がよく出来ている事や一部のアプリは主流に近いシェアを持つ事から、それほど気にする必要はない。

一応、念を押しておくと、Bluetooth 版については 
・利用するスマートフォン等がSPPに対応していることを確認しておく。
・SPPに対応しているとされるスマートフォンであっても利用できない物がある事。
・i PhoneではBluetooth 版はAppleの認証を得た製品のみが利用できる事(MAXWIN iOBD2 等)。

車輌については 
・OBD2がサポートするいずれかのプロトコルを採用している事。
最新の車両であれば、もれなく対応しているはずであるが、ECUのプログラムとの相性的なものは存在する。

 いずれにしてもスキャンツールを購入する場合は、OBD2プロトコル全てに対応しているかどうかが製品選択のポイントの一つとなる。


ELM327インターフェースでサポートされているプロトコル
ELM327が唯一のELMインターフェースではない。
327は、すべてのOBD2ファミリのプロトコルをサポートしているため、最も普及しているが、その前身であるELM320、ELM322、およびELM323は、まだ購入および使用可能である。 ELM320はPWMのプロトコルのみをサポートし、ELM322はVPNのプロトコルのみをサポート、ELM323はKWPのプロトコルのみをサポートという構成である。 ELM系以外のチップでは、STN1110などがある。 ELM327がサポートするプロトコルは、あらゆるタイプのプロトコルと完全に互換性があるのが特徴で、すべてのOBD2プロトコルに対応する。

OBD2プロトコル・リスト
ISO 15765-4 CAN (11 bit, 500 kbit/s)
ISO 15765-4 CAN (29 bit, 500 kbit/s)
ISO 15765-4 CAN (11 bit, 250 kbit/s)
ISO 15765-4 CAN (29 bit, 250 kbit/s)
ISO 14230-4 KWP (5 baud init, 10.4 kbit/s)
ISO 14230-4 KWP (fast init, 10.4 kbit/s)
SAE J1850 PWM (41.6 kbit/s)
SAE J1850 VPW (10.4 kbit/s)
ISO 9141-2 (5 baud init, 10.4 kbit/s)
SAE J1939 (250kbit/s)
SAE J1939 (500kbit/s) 

ホンダの日本国内市販車では、ISO 14230-4 KWP が使われるが、トヨタを除くとマツダ、三菱、ダイハツは情報が少なすぎて不明、スズキは動作しない報告が目立つ。というように愛車によっては利用できない可能性があり製品選択を難しくしている。
バイクの場合、スズキは車と二輪共に変態の愛称に恥じない独自プロトコルが使われてる車輌があったりとメチャクチャであり、カワサキの場合はECUの製造元がバラバラで訳が分からないことになっていてバイク屋でなくとも「カワサキか・・・。」と、呟きたくなるような面倒くささがあったりと、義務化に伴いそのうち収束してくるとはいえ、特に古い車両では自爆覚悟で試してみるしか方法は無い。


ライブデータ
ライブデータとはエンジン性能や燃費などの分析に使用できるリアルタイムデータを表示する機能。
無線通信タイプの価値はこのライブデータにあると言っていいほど重要な機能で、回転計や水温計などをスマートフォンを使って表示させることで、配線の手間とお金をかけずに簡単にマルチメーターを車輌に搭載できる事から、単純にカー・バイク用アクセサリーとしての利用を目的としての購入が多い。

いっぽう、無線通信タイプよりも機能面で劣っても、メンテナンス用として利用するならスタンドアロンタイプのリーダー型やハンディタイプのほうが使い勝手はいい。

ELM327の表示できるライブデータのリストは次のとおり

アクセル関係
Absolute Throttle Position - 絶対スロットルポジション
Accelerator Pedal Position - アクセルペダルの位置
Throttle Position - スロットルポジション
Relative Acceleration Pedal Position - 相対加速ペダル位置
Relative Throttle Position - 相対スロットル位置

給排気系
Mass Air Flow - 風量
O2 Sensor - O2センサー
Ambient Air Temperature - 周囲温度
Air Fuel Ratio - 空燃比
Barometric Pressure - 大気圧
Command Equivalence Ratio - 当量比
Intake Air Temperature - 吸気温度
Barometer - 気圧
Intake Manifold Pressure - 吸気マニホールド圧力
Catalyst Temperature - 触媒温度
CO2 Emissions - CO2排出量
O2 Volts -
Exhaust Gas Temperature - 排気ガス温度
Turbo Boost and Vacuum Gauge - ターボブーストおよび真空計
EGR Commanded - 排気ガス流量(ディーゼル車)
EGR Error - 排気ガス量調節バルブの故障(ディーゼル車)

燃料系
Fuel Flow Rate - 燃料流量
Fuel Pressure - 燃料圧力
Fuel Trim Bank - 燃料トリムバンク
EVAP System Vapor Pressure - 燃料蒸発ガスセンサーの蒸気圧
Fuel Cost - 燃費
Fuel Level - 燃料計
Fuel Rail Pressure - 燃料レール圧
Fuel Used (trip) - 燃料使用量
Cost Per Mile - マイルあたりのコスト
Distance to Empty Fuel Tank - 燃料タンクが空になるまでの走行距離
Ethanol Fuel Percentage - エタノールの燃料温度

エンジン系
Engine Coolant Temperature - エンジン冷却水温度
Engine Load - エンジン負荷
Engine RPM - エンジン回転数
Engine kW - エンジンのkW 
Engine Oil Temperature - エンジンオイルの温度
Volumetric Efficiency - 体積効率
Transmission Temperature - トランスミッション温度
Horsepower - 馬力
Torque - トルク

走行/距離
Average Trip Speed - 平均トリップスピード
Distance Traveled Since Clearing ECU Code - ECUコードクリア後の走行距離
Kilometers Per Liter - 1リットルあたりのキロメートル
Trip Average KPL - 1リットルあたりの平均走行距離
Miles Per Gallon - ガロンあたりのマイル数
Trip Average MPG - 1ガロンあたりの走行距離
Distance Traveled with Check Engine Light On - エンジン警告灯が点灯してからの走行距離
Trip Time - 走行時間
Run Time Since Engine Start - エンジン始動からの走行時間
Trip Distance - トリップ距離

GPS・・・スマートフォンなどのGPSを利用
GPS Altitude - GPS高度
GPS Latitude - GPS緯度
GPS Satellites - GPS衛星
GPS Accuracy - GPS精度
GPS Bearing - GPS方位
GPS Longitude - GPS経度

その他
Speed - 車速
Timing Advance - 送信タイミング
Voltage (Control Module) - コントロールモジュール電圧

これらの項目は、全てが機能するわけではなく、表示できる内容はアプリケーション及び、車種やそのグレードなどによって異なる。
例えば、車速表示は、スピードメーターがあることから当然のように機能すると思いがちだが、例として、アイドリングストップを搭載しない車輌では車速センサーを搭載する必要が無いので省かれている場合がある。この場合、車速表示は動作しないうえに、車速に絡んだ項目も機能しない。







OBD2 スキャンツール 用語とステータス解説

YOU TUBE 動画補足
HONDA 2輪/4輪 OBD2 汎用スキャンツールをタクトで試す



基本用語


MIL - 故障警告灯
一般にエンジン警告灯として知られ、HONDAでは、PGM-FI警告灯と表記される。メーターパネル内に配置され、ドライバーや技術者にエンジン制御システムの異常を知らせる。
エンジン再始動などの手続きを行っても警告灯が消えない場合は、直ちに整備しなければならない。
警告灯に よっては点滅するものがあるが、これらは特に重大な故障を示し、これ以上車両を動かしてはならない。
 実際に故障原因が残っている状態では、テストツールを使用しても状況コードをリセットできない場合がある。

I/Mモニター 

OBDⅡ 準備状況モニター(Readiness Monitor または I/M Monitor)
準備状況モニターはOBDⅡシステムの重要な機能のひとつで、排ガス制御部品や主要な構成部品をチェックし、これらが正しく許容範囲内の状態で走行できる準備ができていることを確認する機能。
現在、11種類の監視対象がEUによって制定されているが、必ずしもこれら全ての監視対象が全車種に実装されているわけではなく、メーカーや車種によって異なる。

常時監視対象
OBDⅡによって常時モニターされている監視対象のこと。
これらはイグニションスイッチがオンの間は常にチェックされており、ほぼ全てのチェックに対して対象が正常値を返し続けないと異常が発生したとみなされる。
 1.ミスファイア
 2.フューエルシステム(燃料系)
 3.統合的な構成要素(Comprehensive Components:CCM)に分類される構成部品

 →メーカーによって異なるが、排ガス制御系の監視センサーなどが含まれる

定期監視対象
常時監視対象と異なり、エンジン始動時など、特定の時にだけ状態がチェックされる監視対象のこと。
大部分の排ガス制御部品とエンジン部品は常時モニターされる必要はなく、状況に応じてチェックされる。
 4.排ガス再循環システム(Exhaust Gas Recirculation:EGR)
 5.O2センサー
 6.キャタライザー(触媒装置)
 7.O2センサーヒーター
 8.燃料蒸発ガス排出抑制装置(Evaporative System)
 9.二次空気供給装置(Secondary Air)
10.ヒーター加熱型触媒(Heated Catalyst)
11.エアコンディショニングシステム

準備状況モニターによる状況チェック(Readiness Status)
OBDⅡシステムは、対象の構成部品のテストが完了したか否か、またその結果、走行できる準備ができているか否か、システムに記録する。
各構成部品がテストされると、後で技術者がOBDⅡのテスト状況を確認できるよう、構成部品毎に「テスト完了」の状況コードが記録される。

パワートレーンコントロールモジュール(Power Train Control Module:PCM)
エンジンやトランスミッションなどのパワートレーンを制御する。
モジュールは1つの場合も、構成部品毎に分かれている場合もある。

状況コード
OBDⅡの様々な監視モニター機能によって使用される。
いったん状況コードがセットされると、テストツールでリセットするか、あるいはバッテリーケーブルをはずしてシステムを停止させるまで、そのまま残り続ける。
状況コードがリセットされると、「テスト未完了」の状態になる。
リセット後に状況コードをセットするためには、テスト走行を行う必要がある。
テスト走行には、発進、停止を伴う市街地走行、高速走行、エンジン停止、再始動など一連の使用パターンが必要とされ、これらの全パターンテスト実施後に、はじめて「テスト完了」がセットされる。
したがって、テストが完了するまでは、一時的に不安定な状態になる場合がある。テスト完了までにどのような走行パターンを行う必要があるか、当該車両の整備マニュアルに記載がある場合もある。

DTC 問題診断コード(Diagnostic Trouble Codes:DTCs)
5桁の英数字で構成される。車種によって、オンボードコンピューターの操作でダッシュボード上に表示できるものもある。



スキャンツールのステータス文字の意味
A ~ G
ABS - Anti-lock Braking System
A/C - Air Conditioning
AIR - Secondary Air Injection System
BARO - Barometric Pressure
CKP - Crankshaft Position Sensor
CMP - Camshaft Position Sensor
CEL - Check Engine
Light - same as Malfunction Indicator Lamp (MIL) or Service Engine Soon
CO - Carbon Monoxide
CO2 - Carbon Dioxide
DEPS - Digital Engine Position Sensor
DLC - Data Link Connector
DIS - Distributor-less Ignition System
DTC - Diagnostic Trouble Code
ECT - Engine Coolant Temperature
EEPROM - Electrically Eraseable Programmable Read Only Memory
EGR - EGR stands for Exhaust Gas Recirculation. It is part of the vehicle emmissions system, and is used to reduce combustion temperature and pressure to control Oxides of Nitrogen. There are generally three parts to the EGR system: the EGR valve, an actuator solenoid, and a differential pressure sensor (DPF). These things work together to deliver the correct amount of recirculation based on engine temperature, load, etc.
EVAP - Evaporative Emmissions System
TP - Federal Test Procedure


H ~ M
H2O - Water
HO2S - Heated Oxygen Sensor
HC - Hydrocarbon
HVS - High Voltage Switch
IAC - Idle Air Controller
IAT - Intake Air Temperature
IC - Ignition Control
I/M - Inspection/Maintenance
KS - Knock Sensor
MAF - Mass Air Flow (Sensor)
MAP - Manifold Absolute Pressure
MIL - Malfunction Indicator Lamp - same as Check Engine Light or Service Engine Soon
MR - Magneto-Resistive
MSC - Mass Storage Cartridge


N ~ T
NOx - Oxides of Nitrogen
OBD - OnBoard Diagnostics
OBD-I - On-Board Diagnostics Generation One
OBD-II - On-Board Diagnostics Generation Two
OBPA - Off-Board Programming Adapter
O2S - Oxygen Sensor
OSC - Oxygen Storage Capacity
PCM - Powertrain Control Module
SES - Service Engine Soon - same as Malfunction Indicator Lamp (MIL) or Check Engine Light (CEL)
SPS - Service Programming System
TCC - Torque Converter Clutch
TDC - Top Dead Center
TP - Throttle Position or;
TPS - Throttle Position Sensor
TWC - Three Way Catalys


U ~ W
UART - Universal Asychronious Receive & Transmit
VCM - Vehicle Control Module
VIM - Vehicle Interface Module
VPW - Variable Pulse Width
VSS - Vehicle Speed Sensor
WOT - Wide Open Throttle

2019年1月9日水曜日

DDRメモリ用RGB LEDヒートシンク

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256種類カラーのRGB LEDが自動的に変わるだけで コントロールは出来ない
2本1セット 価格:¥ 1,800

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JONSBO RGB対応メモリヒートスプレッダ NC-1-BK
256種類カラーのRGB LEDが自動的に変わるだけで コントロールは出来ない
1本 価格:¥ 1,366

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Universal RGB Always on RAM Shell Memory Glowing Heatsink
主なマザーボードメーカーのLEDコントロールに対応するGreat RGB solution
ただし、色は単色でしか変化しない Price: $21.00 Amazon USA

CT125 ハンドルブレース