2024年4月19日金曜日

CT125 ハンドルブレース

 ハンドルブレースは本来の効果は剛性アップを目的としているが、近年はアクセサリーバーとして利用される事が多い。

剛性アップを目的とした場合、ハンドルブレースを付けていない状態で特に不満が無いならハンドルブレースを付けても変化を実感できる事はまずないと思った方がいいが、振動に関しては変化が体感できる可能性は高い。
ただし、残念ながら良い意味で変化するとは限らない事が稀にあるので不安なら適応車種指定がある製品を選ぶのが良いだろう(車両がノーマル状態である事が前提)。

という訳で、ここでは主にアクセサリーバーとしての用途を主目的とした製品をピックアップしてみた。

エンデュランス ハンドルクロスバーS EK531K2EAA
希望小売価格(税込)4,400円 
従来のタイプに対して、段付き部を無くして、バーの径をΦ22.2のただの棒とすることでステーなどの固定可能部を最大限に拡大してあるので、さまざまなホルダーを取り付け可能。
長さが変えられる様な、調整機構が無い純粋なハンドルブレースを求めているならこれ一択と言えるレベルだ。
製品の色は5色から選べるが、アルミの削り出しで作られている為か?アルマイト処理の問題なのか?分からないが、色味が独特な上に退色しやすいので、原色系は避けた方がいいだろう。

●材質:アルミ(アルマイト処理)
●クロスバー部の径:Φ22.2 
●ハンドルクランプ部センター間:261mm 
●Φ22.2部:181mm



POSH FAITH ハンドルブレース
スマートフォンが世に登場する前から販売されている老舗のハンドルブレース。
古参ライダーの多くは購入したことがあるのではないか?と思うくらい昔から目にする製品。
この製品が発売当時画期的だったところは、ドリンクホルダーやポータブルナビゲーション等のアクセサリーをマウントする事を狙った、パイプ径Φ22.2㎜を部分的に採用した事だ。

今となっては、ブレース シャフト とクランプ が別売りで割高感が強く、ハンドルブレースの最大径は22.2mmでもバーの中央が絞り込まれ、これがデザインのポイントとなっているが、22.2mmの有効スペースが狭いという欠点になり、アクセサリーをマウントできる位置が両端の僅かなスペースに限定されてアクセサリーをマウントする位置決めの自由度が低く、マウントするアイテムの大きさによってはこんな筈じゃなかったという事になる事だった。
今では片方のクランプを紛失し、不安定な文鎮と化している。

合計金額   4,180円



Kaedear アジャストセンターブレース KDR-HB2

長さが変えられる可変長タイプのハンドルブレース。
調整機構がねじ式の場合、伸ばすとねじ山が見えてしまいルックスに問題があるが、かと言って横からネジを食い込ませてサイズを固定するタイプは剛性の低さと、中心部が細くなり22.2mmの有効スペースが分断されるといった欠点があるが、Kaedear アジャストセンターブレース では独自のフィッティング構造を採用し、伸ばしてもねじ山が露出しない構造でスッキリしたスタイルのままなのが特徴。

クランプ 部分には内側に柔軟性がある 22mm のアタッチメントが入る構造にする事で、 ハンドル の多少のカーブであれば支障なく取り付けができまるうえ、クランプ の締め付けによる ハンドル への傷が付きにくい。

傷防止に配慮する等、造りの良さの割に特筆すべきはその価格で、3300~3,498円程度と低価格なのも魅力だ。

■サイズ:取り付け径22mm、バー径22mm/12.7mm、調整範囲352mm~217mm、
■重量235g
■材質:アルミニウム合金
■内容:ハンドルブレース一式、22mmアタッチメント、調整用スパナ、六角レンチ


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