2024年4月13日土曜日

「汎用」ハザード付き左ハンドルスイッチ

関連動画: CT125・DAX125 ハザード付きハンドルスイッチの流用

CT125 ハンターカブ スイッチ交換

ホンダの左ハンドルスイッチを社外品に交換する理由には主に二つの理由がある。
ハザードやパッシングと言った機能の追加と言った理由と、スイッチレイアウトを変更したいと言う理由だ。
ハザードやパッシングのような機能追加と違ってスイッチレイアウトは意外と切実だ。

スイッチレイアウト問題
大きな問題はホンダのホーンとウィンカースイッチのレイアウトが他社と違う事で、慣れてしまえば問題ないが、それはホンダ車しか乗らない場合の話。
他社のバイクも所有していると話は別で、たまにホーンとウィンカーを間違えるだけならともかく致命的なのがとっさにホーンを鳴らせない場合がある事だ。
今すぐ、危険を知らせなきゃ!と言った状況で、とっさにホーンで知らせようとしたらウィンカーやハザードが点滅という笑えない状況になる。

このような状況を防ぐ為、持っている車両の操作が統一できるようにハンドルスイッチの交換は安全面で有効な手段だ。

プッシュキャンセラースイッチの違い
プッシュキャンセラータイプのウインカースイッチは名前の通り、左右どちらかにスイッチレバーを移動させたあと、スイッチレバーを押せば解除されるという仕組みだが、このスイッチレバーが押された状態では普通に動くタイプと押し具合によって引っ掛かる感じになるか、全く動かなくなるタイプがある。
ホンダの場合、ハザード付きのハンドルスイッチは押すと動かないタイプが多いが、ハザードが無いCT125の場合は押しても動くタイプだが、CBR1000RRやクロスカブは押すと動かないタイプだったりと、価格帯に関係なく様々である。
押すと動かないタイプの欠点はウインカーを点灯させるときにスイッチを押し気味に操作してしまうと引っ掛かったり、全く動かないという状態になって焦る時がある事だ。
これらのホンダ独自のスイッチの仕様やレイアウトに不満がある場合、社外品に交換する事になるが、ホンダのレイアウトが良いと思っているがスイッチを押すと動かない仕様が嫌!という場合は、コピー品ですら同じ仕様なので対処のしようがない。

製品例
amazon 等で売られているハザード付き左ハンドルスイッチは、ホンダ純正タイプとヤマハやカワサキなどで採用されているタイプ等があるが、オリジナルではなくコピー品だ。
特にホンダ純正タイプの場合、劣化コピー版と言える品質で、すぐにかすれて消えてくる印刷やガタガタのスイッチ等、低品質で買うに値しない物だがウインカースイッチは押すと動ないという真似なくてもいい所はしっかり再現されている。

雑で粗悪な劣化コピー品 
ホンダ型左ハンドルスイッチ 
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一方、ヤマハやカワサキなどで採用されているタイプのそっくりさんである「汎用」ハザード付き左ハンドルスイッチは、円安で物価上昇が続く現在でもamazonで1980円で変わらず販売され続けているが、造りはしっかりとしており、ウインカースイッチは押してもスムースに動かせるタイプで軽いタッチで軽快に動き、1980円でこのレベルの製品が手に入るのは驚異的。
当然だが、この価格でポン付けと言う訳がない。
あくまで自作する人向けで配線は互換性が全くないので付け替える必要がある。

参考資料:左ハンドルスイッチの配線と取付け動画(上級者向け)


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